■ 新作サントラ・レビュー 2007年上半期 Vol.2
レビューの評価ポイントは (BAD) 〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です
・・・1点 ・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/愛聴盤に決定♪
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パイレーツ・オブ・カリビアン: ワールド・エンド PIRATES OF THE CARIBBEAN AT WORLD'S END
音楽:ハンス・ジマー
★★★☆
ジョニー・デップ、キーラ・ナイトレイ、オーランド・ブルーム、他共演の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第三弾のサントラです。音楽は実は第一作目も「自分が作曲した」と公言したハンス・ジマー(^_^;)輸入盤の発売が遅れているのと、ジャケットのカッコ良さを優先しまして珍しく[国内盤]を購入しました。映画の方は現時点(07.5.22)では見ていませんがこのアルバムの音楽を聴く限り(まぁまぁ)面白そうですし、映像も派手そうです。アジアの海賊も出るとの事で、そんな雰囲気の音楽もチラホラ。一応、いつものテーマ曲が出て来ますしジャンル的にも好きなんですが個人的に若干乗り切れない感じです。やっぱりクラウス・バデルト(名義)の第一弾のサントラの方が好きですね。
NEXT NEXT
音楽:マーク・アイシャム
★★★
『ブレードランナー』でお馴染みのフィリップ・K・ディック原作のSFアクション映画です。少しだけ[先]を見る事の出来る男を個性派アクション俳優ニコラス・ケイジが演じています。共演はジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール、監督はリー・タマホリです。音楽を担当したのは『タイムコップ』等を担当したマーク・アイシャムです。本アルバムを聴く限り私好み♪盛り上げ時のノリや曲調が少しハンス・ジマーやトレバー・ラビンみたいな雰囲気のあるスコアですね。監督名とニコラス・ケイジ、そしてこの音楽で作品(のノリやスケール)がおおよそ想像がついてしまいます(笑)。これと言った特徴はありませんが今風のサスペンス・アクション音楽に仕上がってますので、それなりに満足はしています。後は映画の出来次第で印象も変わりそうですね。
PATHFINDER LEGEND OF THE GHOST WARRIOR PATHFINDER LEGEND OF THE GHOST WARRIOR
音楽:ジョナサン・エリアス
★★★☆
およそ1000年前のアメリカ沿岸部を舞台に、ヴァイキングによって村を滅ぼされたアメリカ原住民の青年(実はヴァイキングの子)の復讐を描くアクション史劇。監督は『テキサス・チェーンソー』のマーカス・ニスペルです。ここ最近『300 スリーハンドレッド』『NOMAD THE WARRIOR』と新作史劇アクション映画のサントラ続きで嬉しいです♪本作の音楽を担当したのはジョナサン・エリアス、、、と、すみません知らない作曲家です。ヴァイキングの襲撃を思わせるオープニング・クレジットから重厚かつスリリングな展開が楽しめます。ネイティブなパートはそれらしいメロディで、ヴァイキング・パートはおぞましい唸り声と共に地を這う様な恐怖音楽で盛り上げます。思った程耳には残りませんが聴いている間の盛り上がり度はなかなかです♪
ゴッド・オブ・ウォーII GOD OF WAR II
音楽:GERARD K. MARINO , MIKE REAGN , CRIS VELASCO , RON FISH
★★★★
相互リンクさせて頂いているSOWさんのサイト[虚房サントラ館]のレビューコーナーにて情報を頂き、購入しましたアメリカ産のPS2専用ソフトのサントラです。ゲーム内容はギリシア神話を舞台にした肉弾系アクションの様です。ギリシア神話をベースにした内容と言う事もありまして、音楽も重厚でスリリングなものが多いです。作曲者は4人いるみたいですが、曲調にバラつきを感じさせません。重みのあるオーケストラ音楽に打込みとコーラスを取り入れてダイナミックに盛り上げています。ゲームを知る人は勿論ですが、私の様にゲーム本編知らなくても[燃え系音楽]が好きな人なら満足出来るのではないでしょうか。今後、アクション映画等の予告編で使われてもおかしくない熱さと出来とボリュームです♪
ザ・シューター 極大射程 THE SHOOTER
音楽:マーク・マンシーナ
★★★☆
日本では6月に公開が決定しているマーク・ウォールバーグ主演のサスペンス・アクションです。原作はスティーブン・ハンター。監督は『キング・アーサー』のアントワーン・フークア。共演はダニー・グローバーです。ジャパニメーション『BLOOD+』以来のマンシーナと言う事でかなりの期待が高まった本作。決して悪くはありませんが『スピード』や『コン・エアー』の様な分りやすく派手なスコアではありませんでした。でも映画の雰囲気にはマッチしていると思います。思った程、熱くはありませんがサスペンスフルで渋い感じ。これに一度聴いて覚えられる印象的なメインテーマがあったら良かったのですが。映画本編の出来によってまた印象も変わるのかも知れませんがマンシーナのファンとして、とりあえず♪
NOMAD THE WARRIOR NOMAD THE WARRIOR
音楽:カルロ・シリオット
★★★★
未公開でまだ何の情報も入って来てませんので内容がどんなものかは分かりませんが、カザフスタンを舞台にした史劇らしいです。ジャケットからして熱いドラマが展開されそうなので、日本公開を楽しみにしています。音楽はトム・ジェーン版『パニッシャー』を担当したカルロ・シリオットです。所謂ハリウッド・タイプのド派手系なアクション・スコアではありませんが、コーラスと民族楽器を取り入れたドラマチックな史劇音楽が堪能出来ます。繊細でしっとり感のあるカルロ・シリオットならではの[オールド・キャッチー]なメロディが印象的です。個人的趣味な片寄りな評価になりますが、かなりの満足度♪どうも私はシリオットの音楽と肌が合うみたいです。
スネーク・フライト SNAKES ON A PLANE
音楽:トレバー・ラビン
★★★☆
サミュエル・L・ジャクソンがそのB級丸出しな脚本に惚れ込んで主演したヘビうじゃうじゃなフライト・パニック映画『スネーク・フライト』の[スコア盤]サントラです。音楽は『アルマゲドン』『60セカンズ』でお馴染みのトレバー・ラビンです。ファンとしては、無事スコア盤が発売された事に喜びを感じています。ノリ的には同じくラビンが担当したレニー・ハーリン監督の『ディープ・ブルー』に近いでしょうか?思っていた(記憶していた)程、明確なメインメロディはありませんが、ちゃんとラビンらしさも出てますし、本編と同じくサスペンス度の高い音楽が楽しめます。最終トラックの最後が「ブチッ」と切れてしまっているのが気になりますね。
300 スリーハンドレッド 300
音楽:タイラー・ベイツ
★★★★☆
リメイク版『ドーン・オブ・ザ・デッド』を監督したザック・スナイダーが『シン・シティ』知られるフランク・ミラーの原作史劇コミックを映画化しました。タイトルの[300]とは、200万程のペルシア軍と戦った300人のスパルタ軍の事を指してます。タイラー・ベイツはあまり知らない作曲家です。このアルバムではオケ演奏と打込み(たまにロック調)を組み合わせた感じのとても熱い音楽を聴かせてくれます。メロディが印象に残るかは別としまして、壮大かつダイナミックな音楽世界に圧倒されます。史劇に相応しい(女性&男性)コーラスを取り入れた盛り上げもなかなかです。アルバム単体でも十分に楽しめますね♪アメコミが原作だけあって『グラディエーター』の様なストレートな史劇スコアで無い所がまた良いですし、好みです。
デッドライジング DEADRISING
音楽:奥河秀樹、鈴木まり香、他
★★★☆
カプコンが[Xbox 360]用に製作したゾンビ・アクション・ゲームのサントラです。内容はジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』のショッピング・モール・シチュエーションでひたすらゾンビを倒すもの(と思います)。ホラー作品(映画、ゲーム)には、ハードロック、ヘヴィメタル=[HR/HM]な音楽がよく似合う!と言う事でして、本作も序盤の6曲は[HR/HM]系の歌、残りは2人の作曲家によるスコアが収録されています。音楽は打込みによるもので正直重みはありません。イベント・シーンで使用される雰囲気音楽もありますが、印象に残るのはヘヴィメタ・インスト(叉はインダストリアル)な曲です。終盤になるにつれてトーンダウンするのは残念ですが個人的に[HR/HM]が好きなのでヤヤ・ヒットかな?

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