レンタルDVD レビュー 2007 下半期 Vol.1
レビューの評価ポイントは (BAD) 〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です
・・・1点 ・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作
マイベスト・ムービー レビュー2002〜2006 レビュー2006年度分 2007年 1月分 2007年 2月分 2007年 3月分
2007年 4〜5月分 2007年 6〜7月分 2007年 下半期 2 2007年 下半期 3
2008年 上半期 1

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龍が如く 劇場版
★★★☆
セガの人気同名ゲームを『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』の三池崇史監督が実写化!極道達が支配する東京の繁華街を舞台に伝説のヤクザが消息を経った母親を探す少女と共に100億円を巡る抗争事件に巻き込まれていく様を描くバイオレンス・アクション映画です。「原作ゲームをプレイしているとより楽しめる」かどうかは定かではないですが、私は原作知らずで鑑賞しました。なんかギラギラしていてどこかコミカルで面白いですね。三池監督のセンスがギュッと詰まった感じで個人的には楽しめました♪様々な場所と人物が後から繋がっていく演出も好きです。バイオレンスシーンは三池監督作品にしては控え目です。主役を演じた北村一輝は原作ゲームの主人公と何となく似てますし、かなりカッコエエです!共演の岸谷五朗は大阪弁を使うヤクザ兄貴でまぁまぁ笑えました。でも思ったのは岸谷五朗は悪役が似合わない人だなぁ〜と。金城武主演のSF映画「リターナー」の時もそうでしたし、今回はどこかしらお笑い芸人FUJIWARAの[フジモン]に見えてくるし、、、とまぁ岸谷論はこのくらいにして、映画本編に話を戻してっと。三池監督作品は好きでよく観ますがいつも掴みが上手いのですが中盤あたりはテンションやノリに慣れてしまってダレを感じる時が多いです。今回もそんな感じでした。好きか嫌いかと言うと好きですが、レンタルで十分と思いました。
(日本 '06)
監督:三池崇史
出演:北村一輝、岸谷五朗、サエコ、塩屋瞬、夏緒、加藤晴彦、哀川翔、高岡早紀、他

ポイント45
★★★☆
ニューヨークのスラム街で恋人の[拳銃密売]を手伝っている魔性の女キャットが主人公。そのキャットが暴力を繰り返す恋人に復讐し、自由を得る為に[女の武器=美貌と肉体]を利用して様々な人物を味方に付けて計画を実行していく物語です。終盤でキャットの恋人に罠を掛けたは誰か!?みたいなプチ・ミステリー要素もあったりしますが、それがウリではありません。最大のウリはヒロイン、キャットを演じたミラ・ジョボビッチの大胆演技!他の作品では見られない(!?)悪女&犠牲者&魔性の女と言う3つの[過激]に挑戦しています。特にリアルなベッドシーンには驚かされました。登場人物がインタビュー・タッチでヒロインやヒロインの恋人について語るシーンを交えるなど見せ方にも工夫がありますが、ストーリーやサプライズ演出に斬新さがありません。やはり印象に残るのはミラ・ジョボビッチの大胆シーンのみ。それだけでも見る価値はあると言えばあるのですが、[DV復讐劇]でしたらジェニファー・ロペスの『イナフ』の方が数倍面白いです。、、、でタイトルの意味は!?
原題:.45(米 '06)
監督:ゲイリー・レノン
出演:ミラ・ジョボビッチ、アンガス・マクファーデン、スティーブン・ドーフ、アイーシャ・タイラー、他

ブラックブック
★★★★
エロ&バイオレンスの巨匠ポール・バーホーベン監督が母国オランダで製作した戦争ドラマです。第二次世界大戦末期、ナチス・ドイツの占領下にあったオランダを舞台に家族全員を失ったユダヤ人女性が、レジスタンスに加わってナチスにスパイとして潜り込む姿を大胆かつスリリングに描きます。私個人、あまり戦争ドラマと言うジャンルは得意ではありませんので劇場鑑賞が避けましたが、周りの感想や評価を見て興味を持ち、この度レンタルしました♪確かに戦争を主題にした作品ではありますが、説教臭さも押し付け感もなく悲劇ヒロインの壮絶な波乱万丈物語として楽しむ事が出来ました。露骨なバイオレンス描写は控え目ですが、感動よりも楽しませる事を優先した演出に頬が緩みました♪惜しみなく淡々と描かれるストーリーは後半から二転三転と転がり始め面白さも倍増♪『ネコのミヌース』でファンタジックなヒロインを演じたカルス・ファン・ハウテンの脱ぎっぷりに恐ろしい程の女優魂を感じました。ハリウッドの呪縛から開放されたノビノビ・バーホーベンの笑顔が目に浮かぶ傑作です。
原題:ZWARTBOEK:英題 BLACK BOOK(オランダ・独・英・ベルギー '06)
監督:ポール・バーホーベン
出演:カルス・ファン・ハウテン、セバスチャン・コッホ、トム・ホフマン、デレク・デ・リント、他

ロボコップ 新生アルティメット・エディション
★★★★★
殉職した刑事が最新テクノロジーでロボコップとして甦り、自分を葬った悪党達に怒りと復讐の弾丸をブチ込んでいくSF娯楽作品です。私のマイ・フェイバリット・ムービーのベスト10に入る傑作中の傑作。監督は『トータル・リコール』や『氷の微笑』等で知られるエロ&バイオレンスの巨匠ポール・バーホーベン!その監督の大ヒット作品がこの度[新生アルティメット・エディション]として2枚組でリリースされました!パチパチパチパチ!いやぁ〜何度観ても飽きませんね〜♪面白いですね〜♪ロボコップのディティールのカッコ良さ、勧善懲悪で分りやすい物語、哀愁とユーモアとバイオレンス!私の求めているものがギュっと詰まった一本であります。今見るとフィル・ティペットのコマ撮りSFは暖かみがあって微笑ましいです。特典はメイキングや未公開シーン、音声解説などが充実。最も注目すべきは劇場公開版に加えてバイオレンス・シーンを追加した[ディレクターズ・カット版]が初収録されている点。なかなかエグ〜です。このDVDの最大のウリが未公開バイオレンス・シーンになる所がいかにもバーホーベンらしくてGOOD♪
原題:ROBOCOP(米 '87)
監督:ポール・バーホーベン
出演:ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン、カートウッド・スミス、ロニー・コックス、ミゲル・ファーラー、他

ハンニバル・ライジング
★★★☆
『羊たちの沈黙』シリーズでお馴染みのハンニバル・レクター博士が、いかにして[人喰いシリアル・キラー]となったかを描く[エピソード1]的作品です。原作者トマス・ハリス自らが脚本を手掛けた事も話題になりましたが評価は[賛否両論]。今までもビデオ、DVDでシリーズを見てきてましたので、一応鑑賞してみました。物語はナチス・ドイツ占領下にある1944年のリトアリア、ハンニバルの少年期までさかのぼります。戦争で両親を失い、山小屋で妹と二人きりとなった時、ある[悲劇]が訪れます。その[悲劇]こそがハンニバルが[怪物]と化するきっかけだった訳です。その後、ハンニバルはアンソニー・ホプキンスとは似ても似つかぬ美青年に成長し[悲劇]を持たらせた者達へ[復讐]に出るのです。一般的評価は別としまして、私個人あまり思い入れがなかったからでしょうか?結構楽しめた気がします。話も分りやすく最後まで飽きさせませんし、映像も綺麗。冒頭の戦争シーンもなかなかの迫力。ハンニバルの[怪物化]に日本が絡む所は少し興ざめしましたが伯母役のコン・リーは文句なしに綺麗♪どうしてもハンニバルがアナキン・スカイウォーカーと被って見えてしまうのは、私だけでしょうか?
原題:HANNIBAL RISING(英・チェコ・仏・伊 '06)
監督:ピーター・ウェーバー
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、リス・エヴァンス、ケビン・マクキッド、ドミニク・ウェスト、他

レストストップ デッドアヘッド
★★★☆
この度リリースされたワーナー・ホーム・ビデオ、オリジナルDVD新ホラー・レーベル[RAW FEED]シリーズその1。女優を目指して家出したヒロインが彼氏の車でL.A.へ向う途中、トイレ休憩で寄った森の中の休憩所(レストストップ)で恐ろしい体験をするサイコ・スリラー作品です。襲って来るのは休憩所に寄った若者を次々と捕まえて恐ろしい拷問にかけるシリアル・キラー。黄色のピックアップ・トラックで執拗に追いかけて来ます。最初は『ソウ』の様な[シチュエーション・ホラー]かと思いましたが、ヒロインは孤立した休憩所に足留めされて、何時間おきかに殺人鬼が立ち寄ってジワジワと追い詰めて来る感じ。ある程度の範囲をウロウロ出来ちゃう所がこの手のジャンルの中では珍しいかも。ただ主な出来事は休憩所の汚いトイレの中ですので、一応ギリで[シチュエーション・ホラー]かな?思ったよりも淡々としていますが、直球ストレートなノリは『クライモリ』に近いです。顔を見せないトラック・ドライバーの犯人像はスピルバーグの『激突!』を彷佛させます。キャンピングカーに住む無気味な親子や消えていく人物の謎に一切説明が無いので妙な無気味さがあります。未公開作品にしてはまずまずの拾い物です。
原題:REST STOP(米 '06)
監督:ジョン・シャイバン
出演:ジェイミー・アレクサンダー、ジョーイ・メンディシーノ、ジョーイ・ローレンス、ニック・オレフィス、他

サブライム -白衣に潜む狂気-
★★★☆
この度リリースされたワーナー・ホーム・ビデオ、オリジナルDVD新ホラー・レーベル[RAW FEED]シリーズその2。40歳を迎えた主人公の男性が病院で検査を受け、麻酔から目を覚ますと予定とは違う箇所を手術され入院していた事に気付きます。そこから病院内で現実と幻想、そして精神世界が交差する悪夢の様な出来事に遭遇してしまうホスピタル・ホラーです。ホラーと言うよりも「一体何がどうなってるの?」と謎の真相を知りたくなる様なミステリー作品ですね。徐々に悲惨な姿になって行く主人公。彼をとりまく怪し気な登場人物達(ナースさんがちょっとH)。中でも独特の雰囲気をかもし出す黒人看護士マンディンゴが絡み始めてから物語は急展開。驚く程ではありませんが一応終盤にサプライズもありまして散々引っ張られて来た[謎]も解明されます。ようやくそこで冒頭シーンの意味を知る事になるのです。見応えはまずまず。レビューを書く上で「あの作品っぽいなぁ」とタイトルを挙げるだけでネタバレになるのは困りどころ。「何故この主人公がこんな目に合ってしまったのか?」を問うのでは無く「誰にでもあり得そうなお話」として鑑賞してみると恐怖度も倍増するかも!?
原題:SUBLIME(米 '06)
監督:トニー・クランツ
出演:トーマス・キャバナー、キャスリーン・ヨーク、ローレンス・ヒルトン=ジェイコブス、他

宇宙人の解剖
★★★★
日本でもテレビなどで話題になった『宇宙人解剖フィルム(所謂[ロズウェル・フッテージ])』。結果的にあのフィルムは[手の込んだニセモノ]でした。「じゃあ、何の為にあんなフィルムを撮ったの?」。その疑問部分をおもしろおかしくドラマにしたのがこの『宇宙人の解剖』と言う作品です。イギリスの若者2人が元軍専属カメラマンから大金を払って買い取った(宇宙人が映っているとされる)フィルム。しかしそのフィルムは殆ど腐ってしまってて何が映っているのか分からない状態。それが資金提供してくれた怖〜いアンチャンにバレたら一大事!と言う事で彼を騙す為に気の合う仲間と撮ったのがあの[ロズウェル・フッテージ]って訳。その後、そのフィルムが世間に出回っちゃって話題を呼び、青年2人はいつの間にやら時の人。そんな宇宙人解剖フィルムにまつわる騒動を描いたイギリス・コメディなのです。なんて楽しい映画なんでしょ♪実は最後にプチ・サプライズが用意されていて、、、って事はあのフィルムは確かにニセモノだったけど、この作品で描かれている事は[真実]なの?それとも全部が[嘘]!?、、、考えるだけで楽しくなりますね。本作の見所は手作り宇宙人人形を使ってエセ解剖を撮影するシーン。ここがたまらなく楽しくて愉快なんです。おばあちゃんがヒョコっと出て来て「クッキー食べる?」なんて邪魔したりして(笑)。宇宙人とか青春系イギリス・コメディが好きな人にお薦め♪
原題:ALIEN AUTOPSY(英・独'06)
監督:ジョニー・キャンベル
出演:デクラン・ドネリー、アント・マクパートリー、ビル・プルマン、ハリー・ディーン・スタントン、他

コベナント -幻魔降臨-
★★★☆
絶大な超能力を持つ一族の末えいである4人のイケメン男子高校生が、世界征服を企むもう一人の末えい転校生と激しいサイキックバトルを繰り広げるティーン・オカルト・ホラー作品です。同名原作マンガを最新のVFXで実写化したのは『マインドハンター』等で知られるレニー・ハーリン監督。残念ながら日本劇場未公開のDVDスルー。あまり注目はされていませんが個人的には結構面白いと思いました。アメリカのテレビドラマっぽいのは否めないですが、それなりにドキドキしますし、CGを駆使した大胆映像も楽しめます。正面衝突でクラッシュした車がバラバラになって再生するシーンは思わずリピート!クライマックスなんて『ドラゴンボール』や『マトリックス・レヴォリューションズ』みたいで笑えます。規模が小さくなる度に[らしさ]を取り戻していくハーリン監督。やはりこの監督は低予算ホラーを撮らせると上手いです。傑作ホラー『プリズン』の原点復帰と言う事でなかなかのGOODではないでしょうか?
原題:THE COVENANT(米'06)
監督:レニー・ハーリン
出演:スティーブン・ストレイト、ローラ・ラムジー、セバスティアン・スタン、トビー・ヘミングウェイ、他

フリーダム・ランド
★★★
ニュージャージー州の黒人の集合住宅付近でカージャック事件に巻き込まれた白人女性が「犯人に息子をさらわれた」と担当刑事に告白。しかし彼女の言動はどこかがおかしい、、、もしかして[嘘]をついているのではないか?と言う具合に話が進んでいくミステリー・ドラマです。原作はリチャード・プライスの同名ベストセラー。いつ見ても渋ぅ〜いオヤジ系俳優サミュエル・L・ジャクソンと共演するのは、すっぴんノーメイクのジュリアン・ムーア!ジュリアン・ムーアが消えた息子を追うと言う設定は少し前に『フォーガットン』と言うトンデモ映画(でも大スキ・)がありましたが、こちらは正統派。[衝撃のラスト]や[驚愕のドンデン返し]みたいな謎解きミステリー映画を期待すると肩透かしを喰らう事になりますが、人種問題や家庭問題などの色々な事を考えさせられるヒューマン・ドラマ映画として楽しめました。見終った後からジワジワ来るタイプですね。何と言っても印象的だったのは、発狂寸前という迫真の演技を見せてくれたジュリアン・ムーアです。
原題:FREEDOMLAND(米'06)
監督:ジョー・ロス
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ジュリアン・ムーア、イーディ・ファルコ、ロン・エルダード、他

かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート
★★★☆
『龍虎門』という最強の道場で育った兄弟が、アジア最大の犯罪組織と戦うカンフー・アクション映画です。知りませんでしたが原作は香港の同名人気コミックらしいです。監督は『SPL 狼よ静かに死ね』のウィルソン・イップ。出演はショーン・ユー、ニコラス・ツェー、そして香港のカリスマ・アクションスター、ドニー・イェンです!自分の中で『カンフーハッスル』とか『火山高』『アラハン』と言ったなんちゃってカンフー映画に飽きてしまった時期でしたので劇場鑑賞は避けましたが、今、それを少し後悔しています。なかなかやるじゃん!ワイヤーを使ったりして原作の雰囲気を出す感じのビジュアルや画面構成ばかりでしたが、従来の香港カンフースピリットはしっかりと受け継がれていました。見た目はマンガっぽいケドやってる事は真剣!みたいな。なんか凄いケンカを目撃してしまったと言う印象です。しかし、ドニー・イェン!かっちょエエわぁ〜(>o<)シビレまんがな〜!!
原題:龍虎門 DRAGON TIGER GATE(香港'06)
監督:ウィルソン・イップ
出演:ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、ドン・ジェ、チェン・カンタイ、他

スローター 死霊の生贄
★★
何も知らずに[呪われた家]に清掃アルバイトに来た6人の若者達が、地下で偶然見つけた[悪魔の書物]を手にした事からおぞましい出来事に巻き込まれるオカルト・ホラー作品です。これって、サム・ライミ監督の出世作『死霊のはらわた』へのオマージュですよね?家、若者、悪魔、ゾンビと言った感じで。発見される[悪魔の書物]もソレっぽいですし、似た様なゴアシーンも登場します。でも、それだけ。手慣れた素人が撮った感じのデジカメ映像とヌルい演出。かなりチープです。こう言うのが好きな人は良いかも知れませんが、個人的には肩透かしを喰らいました。だけどCG全盛期(ホラー映画界でも)のこの時代に手作り特殊メイクで頑張ってくれたのは評価しましょう。本来でしたら★ひとつなのですが、開き直ったかの様なバカバカしいセリフが飛び交う日本語吹き替えとお姉さんの裸で1ポイントプラスです。
原題:THE SLAUGHTER(米'06)
監督:ジェイ・リー
出演:ジェシカ・エリス、ザック・キルバーグ、トラビス・ウッド、ビリー・ベック、他

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