最終絶叫計画4
<ストーリー>
新しい勤め先を探していたシンディ(アンナ・ファリス)は、無気味な雰囲気が漂う家でホームヘルパーとして働く事になった。しかし、シンディはそこでただならぬ気配を感じ始めていた。その一方で隣の家に2人の子供と暮すシングル・ファーザーのトム・ライアン(クレイグ・ビアーコ)に一目惚れ。イイ関係になりそうになったある日、突如として地球は凶悪な宇宙人に猛攻撃を受ける事に!
今度は宇宙戦争とJUONだSAWだ!

人気ホラー映画をパロディにした『最終絶叫計画』シリーズも今回で4作目となりました。第3弾の『最‘狂’絶叫計画』から『フライング・ハイ』や『裸の銃を持つ男』シリーズなどで知られますデビッド・ザッカー監督にバトンタッチした事になりまして、より過激に、よりバカバカしく、よりワンダフルになって来てます♪

今回はスピルバーグ版の『宇宙戦争』『THE JUON/呪怨』『ソウ』を基軸に『ミリオンダラー・ベイビー』や『ヴィレッジ』『ブロークバック・マウンテン』なんかもブレンドされて、もうホントどうでもいい様なパニック喜劇が展開していきます。ヒロインは今の所[皆勤賞]となっていますアンナ・ファリス。最近では『Gガール 破壊的な彼女』での活躍が記憶に新しいですが、やはりこちらがホームグラウンドらしく、ノリも意気込みも馴染み方も抜群です。あんなに可愛い顔してるのに毎回凄い事言わされたり凄い事させられたりするんですよね、彼女。しかもそれがまんざらでも無いって感じで[女優魂]たるものを感じさせられます。

冒頭にはプロバスケ選手のシャキール・オニールが『ソウ』させられたり、マイケル・マドセンが「キッコーマン」発言しちゃったり、ノン・クレジットでチャーリー・シーンがアレを巨大化させちゃったり、『宇宙戦争(スピ版)』でナレーションを担当したジェームズ・アール・ジョーンズが本人役で出て来たり(どう扱われるかは見てのお楽しみ)と、もうやりたい放題です(^_^;)それら脇役陣の中でもひときわ目立っていたのが、前作から大統領役で登場しているレスリー・ニールセンです!あの人は何でしょうね、もう存在しているだけで笑えてしまいます。役柄も『裸の銃〜』のドレビン警部がそのまま大統領になった感じで暴走しています。[9.11]直前のブッシュ大統領のあのシーンのパロディで登場して、挙げ句の果てには素っ裸になっちゃたりして、、、ホント元気なおじいちゃんです。

このシリーズでネタにされるパロディ・シーンは皆さんがよく知っている大作、話題作ばかりですのでパロディ・ギャグとしての分りやすさはありますが、製作側は低予算で大作、話題作の規模と映像のクオリティを保たなければならないので大変苦労されたそうです(Byメイキング)。トライポッドならぬ[i pod]が地中から登場する『宇宙戦争』のパロディ・シーンはなかなか(でもないかな?)凝ってました。まさか[ジグソウ人形]が[アレ]だったなんて、、、(笑)

愛着の裏返しなのか、本気でバカにしているのか分からない程、徹底的に大作映画や有名人をパロディ・ギャグのネタにするデビッド・ザッカー監督。彼の生み出す笑いはそんなパロディネタばかりではありません。王道な[鉄板]ネタやくどい程の[天丼]ネタもお得意で、実にブラック(子供も動物もお構いなくぶっ飛ばします)でお下品(えっと、書けません ^_^;)でバカバカしくてくだらないものばかり!そのノリとギャグセンスについて行けない人は、このシリーズ(特に前作と本作)は見れないでしょうね。そんな映画なんですよ、コレ。

本作で最も笑ったのはトム・クルーズの奇行(カウチ・ザ・ジャンプ!)をパロディにしたインタビュー・シーンとヒロインとのトシオ君(『THE JUON/呪怨』)との単語羅列の日本語会話(『サシミ〜』『フジツー!』には大爆笑)シーンでした。他にも面白い所、笑える所は多々ありますが書き切れないので抑えておきます。ただやっぱり前作の『最‘狂’絶叫計画』の方が面白いです。主人公がチャーリー・シーンだったからでしょうか?今回は大きな期待をし過ぎちゃってせいもあって、若干ポイントマイナス。残念ながらこの第4弾からビデオスルーとなってしまいましたが第5弾(勿論、デビッド・ザッカー監督!)も製作されるとの事ですので今後も期待したいです♪

ちなみにタイトルの『最終絶叫計画』の由来は、第1作目が『ラスト(最終)サマー』と『スクリーム(絶叫)』と『ブレア・ウィッチ・プロジェクト(計画)』をネタにしていたからです。毎回割りと凝っていた邦題も『4』を付けただけになってしまったのは少し悲しいです。
評価:★★★★☆
原題:SCARY MOVIE 4
監督:デビッド・ザッカー
出演:アンナ・ファリス、レジーナ・ホール・クレイグ・ビアーコ、ビル・プルマン、アンソニー・アンダーソン、他

2006年度アメリカ作品/収録時間:1時間23分

レビューの評価ポイントは (BAD) 〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です
・・・1点 ・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作

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