| ゴーストライダー |
| <ストーリー> 危険なバイク・スタントで人気を集めていたブレイズ親子。ある夜、若き日のジョニー(マット・ロング)は、父親バートン(ブレット・カレン)の病気を治す事を引き換えに、突然姿を現した魔界の支配者メフィスト(ピーター・フォンダ)とある[契約]を結ぶ。最初は半信半疑だったジョニーだったが、メフィストの言った通り、翌朝には父親の病気は完治していた。しかしその直後、ブレイズ親子に悲劇が襲う、、、それから数十年後、ジョニー・ブレイズ(ニコラス・ケイジ)は、父親のなし得なかったバイク・スタントに挑戦し続けていた。その一方で魔界から3人の悪魔族[ヒドゥン]を率いた反逆者、ブラックハート(ウェス・ベントリー)が地上に出現し、新しい[地獄]を作ろうと企んでいた。それを阻止しようとメフィストは再びジョニーの前に現れ、彼にブラックハートを捕らえる任務を与える。その任務を受けたジョニーは身体をたちまち炎に包まれ、地獄の使者[ゴーストライダー]へと変貌するのだった。 |
| ニコラス・ファンは必見!? 自称[アメコミ・マニア]のニコラス・ケイジが、ようやくその機会を得て出演したダーク・ヒーロー作品です。芸名(本名はニコラス・キム・コッポラ=フランシス・F・コッポラ監督の甥っ子さんです)をアメコミの主人公の名前(『パワーマン』のルーク・ケイジ)から拝借し「ゴーストライダー」のタトゥを入れる程アメコミ好きなニコラス・ケイジ。新しいスーパーマン役として、コスチュームのフィッティングまでしていましたが企画はボツに(涙)。その悔しさを反映したかの様な、叉はその恨みを晴らすかの様な、まさしく燃える様な熱演振りが楽しめるニコラス・ファン必見の映画です。ただ、変身してしまいますと顔は完全に[ドクロ]になってしまいますので、『スーパーマン』や『バットマン』の様な[演じた感]は、見る側もニコラス本人もあまり無いかも知れません。 本作のゴーストライダーの使命は魔界の反逆者ブラックハートを捕らえる(倒す)事がメインとなってますが、ゴーストライダー本来の使命は、邪悪な心を持つ悪人達を[贖罪の目=ペナンス・ステア]を使って地獄の裁きを下す事です。しかも自慢のヘル・バイクや殺傷能力抜群のチェーン(鎖)を使わずに悪人を捕まえて眼飛ばしです(笑)!「俺の目を見ろぉ〜〜〜」と、捕まえた悪人に自ら犯した罪の重さをフェードバックさせて懲らしめるんですよ。日本のヒーローには有り得ない様な地味ぃ〜で重〜い必殺技を持っています、ゴーストライダー。 設定では主人公は夜間限定で、悪の存在を察知すると強制的に変身させられます。その姿と設定は『デビルマン』と[狼男]をミックスしたみたいな感じです。まさにダークヒーローって感じですね。でも肝心なゴーストライダーの容姿が少しだけチープに見えてしまったのは私だけでしょうか?基本はCGですから仕方ないんですけどガイコツ顔がセラミックみたいで、、、なので、個人的にはニコラス・ケイジのファンと言う事で[変身後]よりも[変身前]の展開やシーンを楽しんでいました。何気にモリモリの肉体も見せてくれますし、『フェイス/オフ』張りの狂気的、熱狂的ファニー(?)な演技も披露してくれてます。もうニコラスの魅力満載って感じです。 変身後は変身後でカッコ良いと言えば、カッコ良かったです・・・ね?炎に包まれたヘル・バイクでの激走シーンは『トルク』にも匹敵(?)しますし、中でも馬に乗った初代ゴーストライダーとの並列失踪シーンは鳥肌ものでした!ただ『ゴーストライダー』と言うタイトルの割りには思った程バイクシーンが登場しないのが残念です。 今回はホント[誕生編]と言う感じです。ニコラス・ケイジも乗り気満々ですし、ラストの展開を見る限り続編を作る気はあるみたいです。魔界の支配者メフィストを演じたのが『イージー・ライダー』で主演したピーター・フォンダというベタな配役も、ヒロイン役としてフェロモン出しまくっていたラテン系女優エヴァ・メンデスも良かったです。でも作品のレベルは残念ながら『スパイダーマン』『バットマン ビギンズ』『スーパーマン リターンズ』には至りません。世界観やビジュアル・センスは少し設定も似ている『スポーン』に近いですし、敵のチープさ、行動範囲、規模、ボリューム、そして雰囲気等は監督の前作『エレクトラ』と同じくらいです。それでも満足出来たのは、やはりニコラス・ケイジが主役だったからしょうね(&エヴァ・メンデス)。彼の存在は大きいです。もし、ニコラス・ケイジが主役でなければ評価はもっと低かったと思います。すみません、[ニコラス贔屓]な見方と評価をしてしまいまして(汗)。 |
| 評価:★★★★ 原題:GHOST RIDER 監督:マーク・スティーブン・ジョンソン 出演:ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ピーター・フォンダ、ウェス・ベントリー、他 2007年度アメリカ作品/上映時間:1時間50分/鑑賞劇場:ナビオTOHOプレックス(大阪・梅田) |
| レビューの評価ポイントは ★(BAD)
〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です ★・・・1点 ☆・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作 |