インビジブル2
<ストーリー>
ライズナー研究所の開催した資金集めの為のパーティ会場で殺人事件が発生。直ぐさまフランク(ピーター・ファシネリ)とリサ(サラ・ディーキンス)の私服捜査官が駆け付けるが現場は国防総省の管轄となり2人はその場を退去させられる。事件解決の手掛かりは犯人が次に狙うとされる女性科学者マギー(ローラ・レーガン)。フランクとリサはマギーの警護として彼女の家を見張る事となったのだが、、、
一応、続編の鉄則には沿った感じのB級サスペンス

2000年にポール・バーホーベン監督が撮ったケビン・ベーコン主演のSFサスペンス『インビジブル』の正当な続編です。今回バーホーベン監督は製作総指揮にまわり『エル・コロラド/秘境の神殿』で長編デビューしたクラウディオ・ファエが監督となりました。そして前回のケビン・ベーコンに代わってインビジブリーに暴れてくれたのは個性派俳優クリスチャン・スレーターです。理由なき納得の配役だと思います(でも撮影は1週間程度でしょうね)。軍による実験兵と言う本当は可哀想な役所なんですが途中からは開き直ったかの様にマッドな男として描かれてました。前作の『インビジブル』は極秘の地下研究所を舞台とした一種の[閉鎖空間サスペンス]でしたがこの続編の舞台は研究所外です。まさに続編の鉄則に沿った内容でさらにB級らしさが増しています。冒頭から既に姿を見せない敵(クリスチャン・スレーター)との攻防戦、と言う事で前回程VFXの予算は掛かってないでしょう。その分ちょこちょことアイデアで頑張ってました。ひとりで転がったり飛ばされたりするスタントマンの数も多かった様です。

製作総指揮には前作の監督ポール・バーホーベンの名前がありますが果して本当に製作に携わってくれてたのか?疑問です。企画を承諾してくれた(&本編に意外な形で登場してくれた)だけなのでは?本作でのバーホーベンの存在自体が[インビジブル]に思えたは私だけでしょうか(笑)?お話的にはよくありがちで先も見え見え。映像もこれと言った見所はありませんし演出に関しましても前作程のキレとパワーを感じませんでした。でしたが普通に楽しめます。ホント普通です。終盤の透明人間対決はB級映画としての魅力を発揮してましたが、いかんせん戦う同士が透明なので迫力に欠けます(笑)。ラストは[古典怪物映画]なノリの終り方で良かったですよ。本作で改めて[見えない]と言う事がいかに恐ろしくて、いかに難しいものだと言う事を知らされた気がします。余談ですが中盤あたりの逃亡劇中に町の人が「ベーコンは身体に悪いよ〜」と市民に訴えかけてましたがアレはやっぱり前作で主役を務めたケビン・ベーコンの事!?そのあと彼は透明スレーターに突き飛ばされてましたが、、、
評価:★★★
原題:HOLLOW MAN 2
監督:クラウディオ・ファエ
出演:クリスチャン・スレーター、ピーター・ファシネリ、ローラ・レーガン、他

2006年度アメリカ作品/上映時間:1時間31分/鑑賞劇場:ホクテンザ(大阪・天神橋筋7丁目)

レビューの評価ポイントは (BAD) 〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です
・・・1点 ・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作

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