隠された記憶
<ストーリー>
家族と何不自由のない生活を送っている人気キャスターのジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)の元に送り主が不明の一本のビデオテープが届く。その内容は外からジョルジュの家を長々と隠し撮りしたものだった。不安になるジョルジュと家族。その悪質とも言える嫌がらせはその後も続き、、、
よく分からないから怖いの!?

『あるいは裏切りという名の犬』でも印象的だったダニエル・オートゥイユ主演のフランス製の不条理サスペンス。謎が謎を呼び影なき者に脅かされる家族!そして最後に訪れる衝撃的な真実とは、、、みたいな映画ではありません。思い返せば無気味だなぁと感じさせる少し変わったスリラーです。主人公のジョルジュには幼い頃に出会った養子との間に起きた秘められた過去がある訳ですが犯人はどう見ても(予測しても)彼(養子)ではなさそうです。では一体誰が何の為にジョルジュにビデオテープや残虐なイラストを送りつけてくるのか?明確な答えは果して提示されるのか!?ある意味衝撃的(9割の人は首をかしげ怒りが込み上げる事でしょう!?)なラストカットは迷宮の入り口に過ぎないのです。この作品を通してミヒャエル監督は私達に何を語りたかったのか?その答えを知りたい人は[特典映像(レンタル版にも付いてます)]の監督のインタビューを参照下さい。私も見終えた最初は「なんだこれ!?」と思いましたが監督のインタビューと数回のリピートや回想を繰り返すうちに本作の一種の魅力を感じました。静止的な作風の中の長回しショットやラストあたりに突如訪れるショッキングシーンに驚かされたりと見るポイントも多いのですが星はやはり1.5しかあげれません。一般作品としては非常に不親切過ぎです。なので皆さんにはお薦めはしません。謎を解こうとはしないで日常に溢れる不条理かつ底知れぬ恐怖を体感したい人なら、、、!?
評価:★☆
原題:CACHE[英題:HIDDEN]
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:ダニエル・オートゥイユ、ジュリエット・ビノシュ、アニー・ジラルド、他

2005年度フランス作品/収録時間:1時間59分

レビューの評価ポイントは (BAD) 〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です
・・・1点 ・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作

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