SOUNDTRACK REVIEW 2006 VOL.11 ■
レビューの評価ポイントは (BAD) 〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です
・・・1点 ・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作
*表示しています[ランニング・タイム]は管理人所持のオーディオ・レコーダーによる表示です

世界最速のインディアン
THE WORLD'S FASTEST INDIAN
★★★☆
レーベル:MILAN 音楽:J・ピーター・ロビンソン /全18曲 44分38秒 収録
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派手さはありませんが結構好きかも

伝説のバイク[インディアン・スカウト]で世界最速の記録に挑戦した62歳のバート・マンローの実話を名優アンソニー・ホプキンスを主演に迎えて映画化した人間(スポーツ)ドラマです。

J・ピーター・ロビンソン、、、どこかで聞いた事のある作曲家ですが、、、忘れました(おいおいっ)。本作はミニシアター系の所謂、実話を基にした感動作です。観るべきかどうか若干気になっています。ノーチェックでしたのでサントラの存在も最近知りました。このアルバムで聴けるのは映画本編が想像出来る様なゆったり感のあるドラマ音楽です。インパクトはありませんがたまに聴こえるパーカッションやギターのメロディが耳に残ります。レースシーンの音楽は派手さこそありませんが程よい感じに[それなり]に盛り上げてくれるのが嬉しいですね。個人的にはこういう音楽は好きですよ♪

RUNNING SCARED
RUNNING SCARED
★★★
レーベル:VARESE SARABANDE 音楽:マーク・アイシャム /全22曲 71分04秒 収録
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アクションスコアを期待しないで、、、

多分、日本劇場未公開のサスペンス・アクションです。ポール・ウォーカー演じる麻薬取引組織の男が犯罪者から利益を得ようとする[悪徳警官]を射殺してしまって、その時使った拳銃を隠す為に家の地下室に持ち帰りますが、またそれを息子が知ってしまって、、、と言う感じの内容だったと思います。

音楽は『ザ・インターネット』や『タイムコップ』等で知られるマーク・アイシャムです。どこかミステリアスで哀愁さえも感じるメインテーマはこの先に起る大変な事件を暗示しているかの様です。物語もサスペンスなので音楽も暗くて緊張感のあるサスペンス調のものが多いです。たまに打込みを活かしたスリリングなアクション音楽も登場しますがそれはオマケ程度。もうちょっとアクションフルなものを期待したんですが、、、未だに日本公開されていない本編も期待していいものでしょうか!?

URMEL aus dem Eis
URMEL aus dem Eis
★★★☆
レーベル:EDEL MEDIA & ENTERTAINMENT 音楽:ジェームズ・ドゥーリィ /全27曲 46分20秒 収録
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音楽プロデュースはハンス・ジマーだったりします

よく知らないのですがジャケットを見た感じドイツ産のフルCGアニメーション作品みたいです。南国の島に住むドラゴン(っぽい)とその仲間達♪みたいなファミリー向けの作品なんでしょうね。

内容を知らないままこの作品を手にした理由はひとつ!音楽プロデュースとして[ハンス・ジマー]の名前がクレジットされているのです。ジェームズ・ドゥーリィはRC[リモート・コントロール]のメンバーでしたかな?優し気なメインテーマはアレンジされて何度か出てきますので聴けば聴くほど印象には残ります。前半は少しトロピカルな雰囲気もあってほのぼのと楽し気です。劇中でもやはり中盤から何やら事件でも起きるのでしょう、それに合わせる様に音楽も雲行きが怪しくなっていきます(音楽が悪くなっていく訳じゃないですよ)。程よい感じのスリリングさとサスペンスさ、そして終盤(26、27曲目あたり)には若干[RC]メロディを意識した感じの曲調になって、いかにもジマーがプロデュースしたなと言う音楽で終ります。あ、でも決してハリウッド・アクション系みたいなのでは無いのでこのコメントに騙されない様に(汗)。あくまでもファミリー向けの作品の音楽ですから。

ナルニア国物語 TVシリーズ
THE CHRONICLES OF NARNIA : MUSIC FROM THE BBC TELEVISION SERIES
★★★☆
レーベル:SILVA SCREEN RECORDS 音楽:GEOFFREY BURGON /全24曲 58分46秒 収録
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正統派のクラシカル音楽です

今年(2006年)、日本でも公開されてヒットした『ナルニア国物語』のテレビシリーズのサントラです。劇場版の公開前にレンタルビデオショップで見かけませんでした?いかにもテレビドラマっぽい『ナルニア国物語』のパッケージ。おそらくその作品のサントラです。あと曲目を見ますとどうやら他のドラマ作品も収録されているみたいです。演奏はフィルハーモニア・オーケストラ。

序盤の『ナルニア国物語』と他のドラマ作品を含める全てがテレビドラマサイズの正統派オーケストラ演奏音楽です。印象は表現が正しく無いかも知れませんが[優等生]。よくまとまっていますがハリウッド的な派手さもありませんし大きな特徴も見当たりません。批判する箇所も無く聴いている時はごく普通に楽しめるのですが後に残るものがありません。個人的にこれはどう評価すべきなのか?簡単に言えばクラシック音楽のアルバムを聴いている様です。この一言で大体想像が付くかと思いますが、、、

リーグ・オブ・ジェントルマン 奇人同盟!
THE LEAGUE OF GENTLEMEN'S APOCALYPSE
★★★☆
レーベル:SILVA SCREEN RECORDS 音楽:ジョディ・タルボット /全19曲 42分21秒 収録
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程よい感じの大袈裟感がイイ

近くのレンタルショップで見かけた怪し気なタイトル。『リーグ・オブ・ジェントルマン 奇人同盟!』。どうやらこれは舞台やテレビドラマ化もされたイギリスのカルト系の人気作品(?)みたいです。それの映画版でしょう。サントラも出てました♪

チープなシンセ音楽だったらどうしようかと心配していましたが、とりあえずはオーケストラ演奏(それほど規模は大きく無いですが)の音楽でした。メインテーマから怪し気で主人公らが何かをやらかしそうな、そんな雰囲気が漂ってます。全体的にコミカル要素のあるホラー・サスペンス音楽、、、でしょうか?リズミカルに盛り上げたりするなど程よい感じの大袈裟感がありますのでB級系作品好きな人には向いているかも知れません。私は結構好きです。一応買った甲斐はありました♪うまく表現出来ませんがどこか懐かしさも感じたりもするのですよ。こう言うのを[愛嬌]のある音楽と言うのでしょうか?エンドクレジットが妙に感動的なんが笑えます。

虎の機動隊(仮題)
LES BRIGADES DU TIGRE
★★☆
レーベル:MILAN 音楽:オリビア・フロリオ /全23曲 47分43秒 収録
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琴の様な音色が印象的なしっとり音楽

1907年のフランスを舞台に新世紀の悪党達に立ち向かうべく集結した通称[虎の機動隊]の活躍を描く作品。一応実話を基にしているみたいです。

そんな映画本編の事は知らないまま、あまりにも渋いジャケットだったので衝動買いしてしまったアルバムです。まるでフランス版『アンタッチャブル』みたいな!そんなエンニオ・モリコーネの[アンタッチャブリー]な音楽を期待したのですが曲調はかなり違います。まず印象に残るのは[琴]風の音色のメロディ。なんでしょうか?この楽器?[琴]ではないとは思うのですが、、、まぁその琴はさておき。このアルバムはフランスらしいと言いますか全体的に実にしっとりしています。勇まし系の打楽器は殆ど使われなく基本は弦楽器で緩やかに流しています。こう言う音楽が好きな人には向いていると思いますが私的にはちょっと外したかな?ドンドン、ジャンジャンを期待した私が悪かったです(泣)

ミラーマスク
MIRRORMASK
★★★★
レーベル:LA-LA LAND RECORDSL 音楽:IAIN BALLAMY /全30曲 74分12秒 収録
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本編を楽しめた人なら絶対お薦めの幻想的アルバム♪

ファンタジー作家ニール・ゲイマンの原作『夢の狩人』をジム・ヘンソン工房が幻想的CGビジュアルで映像化したダーク・ファンタジー作品のサントラです。映画自体は日本未公開でしたが、とにかく映像が素晴らしいのでダーク・ファンタジーがお好きな人は是非レンタルしてみて下さい!

主人公の生活環境がサーカス団であって旅する舞台が[絵]の世界と言う事で音楽もかなり幻想的。『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』の様なフル・オーケストラで壮大に鳴らすものでは無く、かなり小規模なバンドチック(でもないかな?)の音楽です。劇中でも印象的だったサーカス楽団風の曲も収録されていて嬉しいです♪ホント幻想的で悲し気で独特の雰囲気があります。こういう音楽は好き嫌いがハッキリ別れるでしょう。私は決して嫌いではありませんが普段なら手にしないタイプの音楽です。派手さはありませんし燃える曲もありません。ただ映画があまりにも素晴らしく良かったので思わずサントラも購入した訳です。本編DVDは後程購入する事にしてこのアルバムであの幻想的世界を思い出しながら楽しもうと思ってます。イイなぁコレ♪

スキャナー・ダークリー
A SCANNER DARKLY
★★
レーベル:LAKESHORE RECORDS 音楽:グラハム・レイノルズ /全22曲 51分18秒 収録
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アルバム単体で聴くにはチョット、、、

フィリップ・K・ディックの同名SF原作をリチャード・リンクレイター監督が『ウェイキング・ライフ』と同じアニメーション技術(実写映像にデジタル・ペインティングを施したもの)を用いて映像化。今から7年後のアメリカを舞台にドラッグに冒されていく覆面麻薬捜査官の苦悩を描くサスペンス映画。

音楽はテキサスを拠点に活動をしているバンド[GOLDEN ARM TRIO]に所属するグラハム・レイノルズ。基本は打込み音楽ですが、所謂ハンス・ジマー等のRC(リモート・コントロール)系のスコアでもヴァンゲリスの『ブレードランナー』みたいなものでもありません。ドラッグに冒された主人公の頭の中を表現するかの様にヘノヘノな曲調になったりするバンド風スコアです。これはこれできっと映像には合っているのでしょうけどアルバム単体で聴くには(こういう音楽に慣れてないと)辛いものがあります。マルコ・ベルトラミなどが奏でるサスペンス・スコアだったら嬉しかったと個人的に思うのですがリンクレイター監督の意向ですから言っても仕方ないですよね(^_^;)

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