| MOVIE REVIEW 2006 VOL.8 ■ |
| レビューの評価ポイントは ★(BAD)
〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です ★・・・1点 ☆・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作 |
| オープン・シーズン OPEN SEASON(米2006) ★★★★ 監督:ジル・カルトン、他 声の出演:マーティン・ローレンス、アシュトン・カッチャー、他:1時間30分 |
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| 登場キャラクター全てが魅力的♪ パーク・レンジャーのベス(デブラ・メッシング)に小保護され育てられてきた熊のブーグ(マーティン・ローレンス)は彼女と共に町で幸せな日々を送っていた。そんなある日、ブーグは荒くれ者のハンター、ショー(ゲイリー・シニーズ)から命からがら逃げて来た鹿のエリオット(アシュトン・カッチャー)と出会い町で一騒動起してしまう。ブーグの暴れっぷりに危機感を感じたベスは彼をハンターの来ない山奥へ返す事を決意するのだった。 ソニー・ピクチャーズが贈る劇場用フルCGアニメーション第一弾。タイトルの『オープン・シーズン』とは<狩猟解禁日>の意味です。人間に育てられた熊がちょっとした騒動で誤解を招き仕方なく森に返され、そこで様々な動物(仲間)と出会い困難に立ち向かって「自分の本当の居場所」を探すと言った感じのファミリー向けの作品です。ハリウッドCGアニメ界に初参加のソニー・ピクチャーズですが第一弾としてはかなりの出来だと思います♪お話こそ王道(ファミリー向けなので王道なのが一番!)ですが最後まで飽きさせずに楽しく見せてくれます。登場するキャラクターも皆それぞれが個性的で生き生きしています。主人公の熊のブーグとお調子者の鹿エリオットの凸凹コンビはまるで漫才師の様ですし後に登場する森の動物達も皆どれも魅力があります。とにかくデザインが良いんですよ人間も動物も♪グっと来ます♪「バァ〜ディ〜(相棒)」と言いながら付きまとうハリネズミのポーキー君は個人的ツボでした。あと[物扱い]されてしまう神出鬼没なウサギ君達もかなりキュートです(エンド・クレジットに「この映画では一匹の兎も傷つけていません」と注意書きされている)。絵も綺麗、音楽も楽しい、話も分りやすいし感動的。これは是非ご家族やカップルで(勿論お一人でも)鑑賞して欲しい作品です。ちなみに吹き替え版はブーグに石塚英彦、エリオットに八嶋智人が担当しています。洋画ファンの人なら字幕版をお薦めです。エリオットを演じたアシュトン・カッチャーの声優っぷりが楽しいですよ♪ |
| パプリカ(日本2006) ★★★☆ 監督:今敏 声の出演:林原めぐみ、古谷徹、大塚明夫、江守徹、掘勝之祐、他:1時間30分 |
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| 一度のアニメ化で終らせるには勿体無い、、、 とある精神医療研究所で開発された=他人の夢を共有出来る=[DCミニ]が何者かに盗まれてしまう。それから次々と研究員達が奇妙な[夢]に悩まされて精神を侵される事態に。そこで立ち上がったのは極秘で特殊治療を行っていたセラピストの千葉敦子。彼女はもう一つの人格[パプリカ]となって[夢世界]に蠢く謎に立ち向かうのだった。 『時をかける少女』等で知られる日本文学界の巨匠・筒井康隆の同名小説を『千年女優』や『東京ゴッドファーザー』の今敏監督がアニメ製作プロダクション[マッドハウス]と組んで映像化しました。元々私はアニメ作品は観る方では無い(一般の人よりは観ていると思います、多分)のですが[夢探偵]と言う設定と主人公[パプリカ]の魅力にプッシュされて劇場鑑賞しました。内容的には犯人探し要素のあるSFミステリーです。程よいランニングタイムと安定したビジュアルで普通に楽しませてもらいました。アフレコも劇場用アニメ作品で流行りの[人気俳優]を起用したものではなくてベテラン声優陣によるものでしたので違和感無く画面に集中する事が出来ました。 個性的な登場キャラクター(特にアクティブでキュートな『パプリカ』はかなり魅力的!)とSF的な物語の設定は私の守備範囲、と言うよりド真ん中のストライクです♪場面によって孫悟空やティンカーベルなどに変装する主人公[パプリカ]の七変化的演出もいかにもアニメ的ですし手描きの味を活かした夢の中の[パレード]シーンは見応えがあります。ただ個人的に残念に思えたのは全てにおいて斬新さを感じなかった事です。他人の夢に入ったりする設定は既にSF系の実写映画(特にB級ものとか)で観た事がありますし映画『マトリックス』などにも似ています。見所でもあります夢の中の[パレード]シーンはスタジオジブリの『平成たぬき合戦ぽんぽこ』の[百鬼夜行]シーンを彷佛させてしまいます。あと[現実]シーンも[夢]シーンも基本はアニメーションと言うリアリティの無い表現方法なのでせっかくの[夢]シーンに突入しましても何の驚きも無くインパクトもありません。これが実写映画でしたら(映像の出来にもよりますが)もの凄く面白い作品になっていたかも知れませんし今以上の評価をしていたかも知れません。一度のアニメ化で終らせるには勿体無い作品だと思います。 |
| デスノート the Last name(日本2006) ★★★★☆ 監督:金子修介 出演:藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、鹿賀丈史、(中村獅童)、他:2時間20分 |
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| 果して最後に名前を書かれるのは誰か!? 週刊少年ジャンプで連載された同名人気コミックを[平成ガメラ]シリーズの金子修介監督が映像化した『デスノート』二部作の後編。退屈な死神が暇つぶしに人間界に落としていったのは、名前を書いただけで、その人間を殺す事の出来る[デスノート]。偶然にもそのノートを拾った有能な大学生、夜神月(やがみライト)は救世主[キラ]を装い、凶悪犯罪者をこの世から抹消し、犯罪の無い理想世界を作ろうと計画を着々と進めていた。毎日の様に発生する原因不明の犯罪者死亡事件を警察、FBIと共に捜査して来た名探偵[L]は、持ち前の推理力で[キラ]の正体は夜神月とでは無いかと疑いを掛ける。月は[L]の始末を企み[キラ]逮捕の協力を名目に捜査本部に入り[L]と接触する。そんな中、もう一冊のデスノートを操る[第2のキラ]が出現する、、、、、 前編は衝撃的な事件の後、月とLが接触した所で終ってしまいヤキモキさせられました。なのでこれは絶対観なきゃでしょ〜の後編!面白かったっです。原作読んでないので先が全く読めなかった。緊張しっぱなしでダレる事も無くアっと言う間の2時間20分でした。本作のメインとも言える月とLの掛け合い、頭脳合戦は2人が接触した事でさらに面白くなっています。そして、新たに出現した死神レムともう一冊のデスノートと顔を見るだけで相手の名前と寿命が見える[死神の目]を持つ[第2のキラ=海砂]が出現した事でドラマはより複雑にスリリングに!そこへ畳み掛けるかの様に[第3のキラ]までが出現し世界も観る側もパニック寸前!?とは言っても混乱する事は無いですよ。ちゃんと筋は通っていますので。藤原竜也、松山ケンイチの主演2人、及び共演陣らの演技も問題無しだし死神リューク&レムのCGも素晴らしく良く出来ていると思う。テンポもあるし演出だって悪く無いです。そして月とLの最終決着を迎える衝撃のラスト!それまでの緊張が一気に解れて思わず安堵と切なさの[ため息]が出て来ました。個人的に好きなキャラクターは名探偵L(次に中村獅童が声を演じた死神リュークが好き)かな?今回はLの意外な一面(まぁ、これは○○なんだけど)も見れたし、お菓子のバリエーションも増えていたのが嬉しかった。原作ファンに受けているかは分からないけど、とりあえず[前編]を観た人は観て下さいね。今から原作を読むのは何ですので、とりあえずはテレビアニメシリーズを楽しむ事にします。 |