MOVIE REVIEW 2006 VOL.5 ■
レビューの評価ポイントは (BAD) 〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です
・・・1点 ・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作

ファイナル デッドコースター ★★★☆
FINAL DESTINATION 3(米2006)
監督:ジェイムズ・ウォン 出演:メアイー・エリザベス・ウインステッド、ライアン・メリマン、他 /1時間33分
高校の卒業イベントで遊園地に来ていたウェンディら仲間達は人気のジェット・コースターに乗る事に。しかし、発射直前にウェンディはコースターが最悪な事故になる[予知夢]を見てパニックとなり、仲間らと共に降されてしまう。そしてその直後、ウェンディの[予知夢]は[現実]となり、、、人気ティーン・ホラー『ファイナル デスティネーション』シリーズの第三弾。飛行機、ハイウェイに続いて今度はジェット・コースター事故が発端となり[死のサバイバル]が始まります。ヒロインの撮ったデジカメ画像が死を回避するヒントとなりますが、解明前にターゲット達は次々と無惨な形で死を遂げていきます。シリーズ定番のデッド・シーンはどれも悪趣味全開でエグイですね。それに至るまでの日常アイテムを活かしたデス・ギミックは毎度感心させられます。地獄絵図そのものなクライマックスは本当に救い様がなくショッキング。次回があるなら事件発端の舞台を映画館にして欲しいです。

16ブロック ★★★
16 BLOCKS(米2006)
監督:リチャード・ドナー 出演:ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モース、他 /1時間47分
夜勤明けの刑事ジャックは2時間後に開かれる法廷で証言をする囚人エディを、僅か16ブロック(約1.6キロ)先の裁判所に護送する仕事を依頼される。しぶしぶ仕事を引き受けた不機嫌なジャックが酒屋に寄ったスキにエディは何者かに命を狙われる、、、久々のリチャード・ドナー監督作。話も設定も単純な、ややリアルタイムな勧善懲悪サスペンス・アクションです。[巻き込まれ型ー不運な刑事]を演じるブルース・ウィリスを見てると、まるで本作は『ダイ・ハード』の番外編の様に見えます。前半のテンポや緊迫感はかなりのものです。しかし、中盤のバス・ジャックシーン辺りから先の展開が読めてしまって作品全体がトーンダウンします。ウィリスとモス・デフとの掛け合いは微妙でした。まぁ、短時間ですので直ぐにその場で友情は生まれないでしょうけど。観ていて楽しいのはブルース・ウィリスと悪役を演じたデヴィッド・モースとの渋い系オジサンの演技合戦です。ラストは「ちょっとイイ話」で涙がホロリ。ドナー監督もウィリスも少々お疲れ気味かな?やはり年でしょうか?映画的には普通です。

地獄の変異 ★★★
THE CAVE
監督:ブルース・ハント 出演:パイパー・ペラーポ、他 /2005年度:アメリカ・ドイツ作品/1時間37分
かつて[テンプル騎士団]を滅ぼした[悪魔]が済むと噂されるルーマニアの山脈奥深くにある伝説の洞窟。そこで調査に当っていたニコライ博士は、ユカタン半島で活動中のダイブ・プロチームを呼び寄せ新しい調査を始めるのだったが、、、、、某探検番組をパロった予告編と邦題(&ロゴ)が笑える本作。内容は洞窟探検+未知の生物の遭遇と言う直球B級サバイバル・モンスターホラーです。青を基調とした洞窟美映像と、隙間、地下水による息詰まる閉鎖的恐怖演出の対比が良いです。ただ、これと言って特徴も無く全てに置いて(タトポロスの怪物デザインを含め)斬新さに欠けています。テンションが上がる場面もありますが怖く無いです。B級丸出しなラストは好きですね。同系作『ディセント』と比較するのも面白いかも知れません。

レディ・イン・ザ・ウォーター ★★★☆
LADY IN THE WATER
監督:M.ナイト・シャマラン 出演:ポール・ジアマッティ、他 /2006年度:アメリカ作品/1時間50分
アパートの管理人クリープランドは、ある夜、プールに潜む一人の若い女性を発見。彼女は人間に未来を知らせる為に異世界から来た[妖精]と知るのだが、、、『シックス・センス』等で知られるM.ナイト・シャマラン監督の最新作。監督の予告通り今回は[ドンデン返し]の無い直球ファンタジーです。言わばシャマラン版『E.T.』でしょうか。突然の来訪者(水の妖精)の受け入れも早く話は淡々と進みます。面白いのは物語より多種多様なアパートの住人達です。そして彼等が集まった[偶然]が実は[必然]だったと言う展開(おとぎ話上の重要役を探していく)が楽しいでう。ちゃんと怪物も出ます。人間味溢れるジアマッティ、透明感のあるブライス・ダグラス・ハワードもイイです。今作一番のサプライズはシャマラン監督の出番の長さかも知れません。

もしも昨日が選べたら ★★★★★
CLICK
監督:フランク・コラチ 出演:アダム・サンドラー、他 /2006年度:アメリカ作品/1時間47分
毎日を時間に追われ家族より出世を第一に考える建築士のマイケルは、ふとした事からショッピングモールの怪し気な従業員から何でも操れる[万能リモコン]を入手するが、、、一見、ドラえもん的SFコメディに思えますがが実はこれ、素晴らしく良く出来た[家族愛ドラマ]なのです。勿論、米コメディ好きな人なら大いに笑えます。下ネタ、ベタギャグも盛り沢山!何と言っても[万能リモコン]を使ったシーン、ビジュアル(消音、停止、早送りなど)が面白いです♪後半からリモコンの万能ゆえの[リスク]が伴い[笑い]は[焦り]になっていきます。終盤はまさかの時間旅行的展開になり涙腺崩壊の感動ドラマへ流れ込みます。全てがベタだけど面白いです、泣けます!アダム・サンドラーの魅力満載!ケイト・ベッキンセイルも綺麗だし、後味もスッキリ!文句無しです!

ワイルドスピード X3 TOKYO DRIFT ★★★
THE FAST AND THE FURIOUS : TOKYO DRIFT
監督:ジャスティン・リン 出演:ルーカス・ブラック、他 /2006年度:アメリカ作品/1時間44分
トラブル続きで転校を繰り返して来た高校生ショーン。性懲りも無く、新しい学校で同級生を巻き込んだレース騒ぎを起してしまう。居場所の無くなったショーンは軍人でもある父親を頼って東京に渡るのだが、、、前2作の日本での興行収入が好調だったという理由で舞台を東京に移してしまったシリーズ第3弾!個人的には普通な印象です。渋谷あたりを疾走するカー・チェイス&ドリフト走行シーンはそれなりに熱いです。物語も単純。どこかしら変に映る(近年ではマシな方か?)ジャパンなシーンに苦笑連続でした。妻夫木聡の出番は超一瞬でしたし。ヤクザは絡んで来ますが警察が絡まないのでアンダーカバー的スリリング度が低かったです。終盤のカーバトルを含めても、これならまだ実写版『頭文字D』の方が遥かに好きです。ラストに出て来たアノ人に★1つです。

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