| MOVIE REVIEW 2006 VOL.4 ■ |
| レビューの評価ポイントは ★(BAD)
〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です ★・・・1点 ☆・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作 |
| X-MEN ファイナル デシジョン ★★★★☆ X-MEN THE LAST STAND 監督:ブレット・ラトナー 出演:ヒュー・ジャックマン、他 /2006年度:アメリカ作品/1時間45分 |
| ミュータントを[人間]に変える血清[キュア]が開発され、プロフェッサーX率いる[X-MEN]とマグニートー率いる[ブラザーフッド]はついに最終決戦に出る。『X-MEN』シリーズ第3弾!本作の軸は復活したジーンとウルヴァリンとの苦悩愛劇。監督は交代しましたが前2作の世界観や雰囲気も引き継がれひと安心。思わぬキャラの[死]や多種多様のミュータント総出演の賑やかさ、怒濤のアクション劇(ミュータント・ファイトが熱い!)など、一応最後と言うだけあってボリューム満点です!唯一の欠点は全てにおいてコンパクトにまとめ過ぎた事でしょうか(その分、全編ダレる事は無い)。思わず笑ってしまいそうなVFXビジュアルもアメコミ実写化作品ならではです。ラストとエンドクレジット後に『4』へのヒントが!? |
| グエムル 漢江の怪物 ★★★☆ THE HOST 監督:ポン・ジュノ 出演:ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、他 /2006年度:韓国作品/2時間00分 |
| 韓国人のオアシス、漢江[ハンガン]に突如として謎の怪物が出現。その時、河川敷で売店を営むパク一家の長男カンドゥの一人娘のヒョソンが怪物に捕まってしまう〜韓国で大ヒットとなった一風変わったモンスター映画です。『殺人の追憶』のジュノ監督です、普通では無いです。冒頭で怪物が惜しむ事なく全身を現し大暴れするパニックシーンは超必見です。ソレに立ち向かうのは少しマヌケでステレオタイプの労働階級一家。あくまでもパーソナルな視点で展開される[家族愛]ドラマなのです。数々のクセ者キャラや政府・軍への皮肉、そして緩る系ユーモア&ジョークに頬が緩みます。CG怪物(特に動き)とソン・ガンホ、そして長女役のペ・ドゥナはかなりイイです。最後は微妙に後味が悪いが個人的にはOKです!果して一般ウケするんでしょうか? |
| UDON ★★★★ 監督:本広克行 出演:ユースケ・サンタマリア、小西真奈美、他 /2006年度:日本作品/2時間14分 |
| 香川県でうどん職人の息子として生まれた香助はビッグ宣言でN.Y.に渡ったが夢破れて帰国。頑固な父親と衝突しながらも親友のコネで地元タウン誌製作会社に。帰国直後、偶然出会ったタウン誌の女性編集部員と偶然発見し食した[うどん]をテーマにしたコラムが大ヒットし日本は空前の[うどん]ブームに!〜『踊る大捜査線』シリーズのスタッフによるハートフルなソウルフード映画です。観賞後、思わずうどんが食べたくなります。王道ですが父子のドラマにも感動しました。夢を諦めない事、家族や仲間の有り難さ、大切さを教えてくれます。わんさか賑やかなキャラクター祭りはイカにも『踊る』流。『真下正義』『サマータイムマシン・ブルース』等の過去の本広作品出演者(『水どう』洋ちゃんも)が登場すると言うファンサービスも♪CG演出の『キャプテンUDON』も悪くないです。美味そうな[うどん]と香川の長閑な美景を堪能出来る食娯楽作品です。 |
| バタリアン4 ★★ RETURN OF THE LIVING DEAD : NECROPOLIS 監督:エロリー・エルカイェム 出演:ピーター・コヨーテ、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間30分 |
| 米軍の開発した極秘化学物質[トライオキシン5]を巨大企業ハイブラティック社が裏ルートで入手し恐ろしい計画を企んでいた、、、日本でも大ヒットした『バタリアン』シリーズの第4弾が13年振りに登場です!第一作は今でも好きです。あのノリ、あのセンス、あの音楽が好きです。ここに来てまさかの『4』!不安は的中しました。正直ガッカリな出来です。雰囲気は今風ティーン・ホラー+『バイオハザード』ですが、シリーズお約束の[走る][頭を砕いても死なない]と言う設定が無くなり普通のゾンビになっています。これのどこが『バタリアン』なのでしょうか?ゴア描写はまずまずでしたが緊張感もユーモアセンスもゼロです。ゾンビ兵士はモロ[ボーグ]でしたし。エンドクレジットのミニメイキング映像が虚しく見えました。後編の『5』はDVDで観ます。 |
| スーパーマン リターンズ ★★★☆ SUPERMAN RETURNS 監督:ブライアン・シンガー 出演:ブランドン・ラウス、他 /2006年度:アメリカ作品/2時間34分 |
| 『スーパーマン』シリーズ最新作。突然自分探しの旅に出たスーパーマンが5年振りにメトロポリスに戻って来るが、街は犯罪が増加し、最愛の女性ロイスには新しい恋人と子供がいた。一方、宿敵レックス・ルーサーは刑務所から出所し新たなる凶悪計画を企んでいた、、、お馴染みのテーマ曲が流れるオープニングで激涙!前半の怒濤の飛行機救出シーンで掴みはOKです!CGの進歩によってスーパーマンの飛行シーンもより鮮明によりスピーディに!これぞ真の勇姿!まさに超人リターンズです。後半はテンポが若干失速しますが、その分をドラマでカバーしています。新キャストも旧シリーズと結構似ていて違和感はありません。セリフ等の旧作リンクネタの登場には思わずニヤリです。アクションも凄いですが大規模恋愛映画として観ればより楽しめますね。 |
| ユナイテッド93 -----(評価で決める作品ではありません) UNITED93 監督:ポール・グリーングラス 出演:デイヴィッド・アラン・ブッシェ、他 /2006年度:アメリカ作品/1時間51分 |
| 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ。最後に墜落したユナイテッド93便の機内と管制塔、軍内部での緊迫の一部始終をドキュメントタッチで描く衝撃作。本作は乗客の遺族や友人、当時遭遇した関係者からの証言を基に製作されました。映画化は時期尚早とも言われ正に賛否両論でしたが私個人は今だからこそ観ておくべき作品だと思いました。商業的な臭いは一切しません。本作には「あの出来事を忘れて欲しく無い」と言う遺族らの切実な思いが込められているからです。恐ろしい程に伝わる緊張感と恐怖、怒り、悲しみ。乗客らの最後に見せる勇気ある行動。最悪の結末を知りながらも我々はスクリーンの前で彼等に祈り続けます。僅かな希望を。終幕を迎えた時に込み上げて来る熱い思いは、いつまでも忘れません。 |
| アルティメット ★★★☆ BANLIEUE 13 監督:ピエール・モレル 出演:シリル・ラファエリ、他 /2004年度:フランス作品/1時間25分 |
| 2010年のパリ。治安悪化の為に市内から壁で隔離された[バンリュー13地区]でドラッグにまみれた地区のギャング一掃に奮闘する青年と、ギャングに奪われた政府製造の時限爆弾を解除する為に送り込まれた潜入捜査官の男2人が手を組んで戦うハード・アクション。いかにもB級な設定で話も単純。内容も超がつく程、王道です。ガン&カーアクションもありますが、とにかく凄いのが主人公2人の[動き]です!CG&ワイヤー無しの脅威の[生身スタント]!縦横無尽に飛ぶ、登る、入り込む!ヤマカシや往年のジャッキー・チェン、そして最近のトニー・ジャーを彷佛させるスタントが炸裂します。全てにおいて『トム・ヤム・クン!』ほど熱くは無いですが彼等のスタントは観る価値アリです!スカっと爽快な気分になれる85分です! |
| ゲド戦記 ★★★★ 監督:宮崎吾朗 声の出演:岡田准一、菅原文太、手嶌葵、他 /2006年度:日本作品/1時間55分 |
| ル=グウィンが書いたファンタジー・シリーズ『ゲド戦記』を宮崎駿監督の実の息子、宮崎吾朗が初監督したジブリの最新作。多島海世界[アースシー]で突如、人間界に竜が出現し、作物が枯れ、世界の均衡が崩れつつある中、魔法使いの大賢人ゲドが災いの源を探る為に旅を始めた。そして訳ありの王子アレンと出会うのだった、、、私個人、ジブリアニメは得意では無いです。いつも世間で[話題]だから観いる程度なのです。好きなのは『トトロ』と『千と千尋〜』くらいでしょうか。今回も期待はしていませんでしたが、これが結構良かったです。お得意(?)の[命]がテーマだったが押し付け感も無く、大賢人ゲドに淡々と語り教わる様な感じでした。絵は同じですが、父作品に比べるとエンターテインメント的要素も少なくアッサリしています。でも、何か印象に残りました。声優陣も全く違和感はありません。息子・吾朗の世界、アプローチが[コレ]でしたら次回も期待出来ますね。正直、お子様には不向きです。 |
| パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズ・チェスト ★★★★ PIRATES OF THE CARIBBEAN : DEAD MAN'S CHEST 監督:ゴア・ヴァービンスキー 出演:ジョニー・デップ、他 /2006年度:アメリカ作品/2時間31分 |
| バルボッサとの死闘の末、再びブラックパール号の船長となったジャック・スパロウは過去に[血の契約]をした幽霊船フライング・ダッチマン号の船長、デイヴィ・ジョーンズに魂を狙われていた。その一方では青年ウィルとエリザベスは結婚式寸前に死刑を宣告されるのだったが、、、2003年の大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の続編です。アクションもビジュアルもスケールアップ!主要3人が画面に映るだけで充分に楽しいです。原住民からの逃亡劇やギミック満載の剣術アクション、そして磯臭さ抜群の海人達の存在や怪物クラーケンの暴れっぷりは豪快かつダイナミックです!唯一の欠点は面白いのに長い事でしょうか。三部作の中間と言う事で、ここからと言うところで終ってしまいます! |
| 日本沈没 ★★☆ 監督:樋口真嗣 出演:草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司、他 /2006年度:日本作品/2時間15分 |
| 海底プレートの急速沈降によって日本列島が沈没の危機を迎える中で交差する人間模様を描く和製ディザスター・パニック大作です。小松左京の同名SF小説を『ローレライ』の樋口真嗣監督によって二度目の映画化。最新のCG技術を駆使したVFX、災害映像(主要都市の崩壊シーン)は恐ろしくも凄いです。日本の特撮(CG)技術もここまで来たかと感心させられました。しかし、ただ凄い[絵]を見せられているだけでイマイチ恐怖感、危機感は感じなかったですね。しかも、それらがサイドで描かれる薄い人間ドラマと場面的にも展開的にも上手く噛み合っていない様に思えました。草なぎ剛演じる潜水艇パイロットと柴咲コウ演じるハイパーレスキュー隊員との恋愛劇は、あくまでも二人だけの世界なんです(演技は決して悪く無いです)。彼等を通して「その時、愛する人の為に何が出来るか?」と言うメッセージをしっかり伝え描いていれば感動出来たと思います。劇中の[説明テロップ]も多いと思います。 |
| M:I:III ★★★★★ MISSION:IMPOSSIBLE III 監督:J・J・エイブラムス 出演:トム・クルーズ、他 /2006年度:アメリカ作品/2時間06分 |
| IMFのエージェント、イーサン・ハントは現役を引退し若きスパイの育成に務めていた。そんな仕事を隠しつつ私生活ではフィアンセとの充実な日々を送っていたのだが、ある夜、イーサンの元に新たな指令が届くのだった。トム・クルーズの代表作『ミッション:インポッシブル』第三弾。まさにシリーズの集大成です。いきなり危機を迎えて始まるスリリングかつ衝撃的な冒頭。事件に巻き込まれたフィアンセの為に立ち上がり、怒り、泣くと言う人間味溢れるイーサンの姿が印象的です。侵入、変装、口唇術と言ったお決まりのスパイ要素に銃撃、ヘリ、車、ジャンプ、落下と次々に展開される怒濤のアクションシーンは最高に燃えます!単純にスカっと楽しめる管理人お薦めのエンターテインメント超大作です! |
| ブレイブ ストーリー ★★★☆ BRAVE STORY 監督:千明孝一 声の出演:松たか子、大泉洋、ウエンツ瑛士、他 /2006年度:日本作品/1時間51分 |
| 家庭崩壊を目の前にした少年ワタルが謎の転校生ミツルと出会い、願いをひとつだけ叶えてくれる幻想世界[ヴィジョン]で過酷な冒険へと出発する。宮部みゆきの同名小説を『銀色の髪のアギト』等で知られるGONZOが製作。王道的RPG要素が満載です。何かと酷評三昧な本作ですが、殆どアニメもゲームも触れない私は大満足でした。確かに説明不足な部分が多いし舞台となる[ヴィジョン]の世界観的奥行きも無くサブキャラ達は感情移入する前にサヨウナラするのは寂しいです。挿入歌に合わせてツマミ流しされる仲間との冒険シーンこそじっくり見せて欲しかったですね。それでも『〜アギト』よりかは良く出来ています。人気俳優による声優ぶりも悪く無いですし、最後も泣けたました。個人的好みと言う事で甘めの星4つです。 |
| カーズ ★★★★★ CARS 監督:ジョン・ラセター 声の出演:オーウェン・ウィルソン、他 /2006年度:アメリカ作品/2時間02分 |
| 自己チューな若きレーサー<ライトニング・マックイーン>は大事なレース会場に移動中、誤って小さな田舎町[ラジエーター・スプリングス]に迷い込み足留めを食らってしまう。心優しき風変わりな住人達と触れ合う中、マックイーンの気持ちは次第に変化し始める。御存知ピクサーの最新CGアニメ。6年ぶりに監督復帰したジョン・ラセターの車に対する愛とコダワリを感じる笑いと涙が詰まった感動作です。相変わらず芸も細かく徹底的に作られた[車社会]は観ていて楽しいですね。登場する車達はどれも魅力的でカワイイし、CGクオリティも文句無しです。2時間の上映時間もアっと言う間。擬人化された車達を通して[友情]や[人生]についてをユッタリさりげなく教えてくれます。そんなピクサーに拍手です♪ |