MOVIE REVIEW 2006 VOL.7 ■
レビューの評価ポイントは (BAD) 〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です
・・・1点 ・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作

ミラーマスク
MIRRORMASK(米2005)
★★★★☆
監督:デイヴ・マッキーン 出演:ステファニー・レオニダス、ジェイスン・バリー、ロブ・ブライドン、他:1時間44分
.
アーティスティックな幻想的ビジュアルが素晴らしい♪

アーティステックな感覚を持つ少女ヘレナ(ステファニー・レオニダス)は両親が運営するとあるサーカス団の一員でもあった。お年頃なのかいつもヘレナは母親に不満を漏らしていた。そんな娘の態度にストレスを感じていた母親(ジーナ・マッキー)は公演中に倒れてしまう。入院をした母親の姿を見て自分を責め始めるヘレナ。その瞬間、ヘレナは自分の描いた[絵]の世界に引き込まれていった。そこでは[光の女王]が深い眠りに陥り[闇の王女]が勢力を増してその世界全体を支配しようとしていた。[光の女王]を目覚めさせるには[ミラーマスク]と言う伝説の仮面がいる。ヘレナはそこで出会った仲間と共に[ミラーマスク]を求めて旅に出るのだった。

ファンタジー作家ニール・ゲイマンの原作『夢の狩人』をジム・ヘンソン工房が幻想的CGビジュアルで映像化したダーク・ファンタジー。これはかなりの拾いものです!こんなに素晴らしいファンタジー映画が日本で未公開なんて、、、勿体無い!きっとレンタルショップでも2〜3本程度の入荷で誰にも知られる事なくひっそり置かれてしまうんだろうなぁ(泣)。これは是非(ミニシアターで良いので)劇場のスクリーンで観たかったですね。話の流れは主人公が自分の描いたアートの世界に引き込まれて旅をし、目的を果して家族の絆を深めると言う感じです。映像が『ネバ・エン』や『ハリ・ポタ』みたいなものでしたらここまで評価は出来なかったと思います。やはり圧巻なのはジム・ヘンソン工房が生み出す幻想的なCGビジュアルです!主人公の描いた[絵]の世界ですから、どこかしら寂し気でダークでアーティステック。あえて奥行きを感じさせないアート・ワールドを見事に表現しています。仮面を被った住人や本を主食とする猫、飛ぶ本、猿鳥、宙に浮く巨石人などなど見応えは十分。まるで自分がダークな絵本の中に入り込んだかの様な感覚になれます。何故、主人公は突如として[絵]の世界に引き込まれたのか?その真相がいかにもファンタジー的で面白いです。全ての[謎]の鍵は[ミラーマスク]にあるわけですね。『ダーク・クリスタル』の頃の様な作り物的暖かさが無いのだけが残念(全てCGですので)ですがダーク・ファンタジーが好きな人にはお薦めしたいです♪もし本作を子供の頃に観ていたら今以上に強烈な印象を受けていただろうなぁ〜

アダルト♂スクール
OLD SCHOOL(米2003)
★★★
監督:トッド・フィリップス 出演:ルーク・ウィルソン、ウィル・フェレル、ヴィンス・ヴォーン、他:1時間39分
.
記憶に残るのはウィル・フェレルのプリケツ♪

刺激の無い生活の中で生きる喜びを失いかけていた学生時代の旧友3人が自らの活力と男としてのプライドを取り戻す為に[アダルト・スクール]を開校し周囲の人間をも取り込んでいくのだったが、、、

私個人がファンでもありますウィル・フェレルが出演した大人のコメディ映画です。日本では劇場未公開に終りDVDストレート・スルーされました。近所のレンタルショップには置いてないのでわざわざ都心のチェーン店で見つけて借りました。宣伝ヤジャケットを観てウィル・フェレル主演の映画と思ってましたが決して彼が主役では無かったです。いい歳した大人がハシャギまくって最後には進むべく人生の道を発見する、みたいな感じでしょうか?大人向けと言う事もあって若干ですがエッチなネタ(『初体験リッジモンド・ハイ』以来の野菜レッスン等)や綺麗なお姉さんの裸も登場します。だけどやらしさは無くってあくまでも[ギャグ]の一環に過ぎません。やはり本作の見所はルーク・ウィルソン、ウィル・フェレル、ヴィンス・ヴォーンと言うアメリカでは知名度のあるコメディ俳優の共演シーンでしょうね。コテコテ好きの私には少々物足りないものがありましたが俳優それぞれに見せ場も用意されていて我も我もと出しゃばる様な[演技合戦]になっていなかった所が良かったです。それでもやはりウィル・フェレルの役柄は凄かった。相変わらず濃い〜です。彼の全裸シーンは女性陣らのものより長いですから(笑)。あとジュリエット・ルイスやショーン・ウィリアム・スコット、スヌープ・ドッグ(だったかな?)のカメオ出演や『24』のキム(主人公ジャック・バウアーの娘)役でお馴染みのエリシャ・カスバートも出て来ますのでお楽しみに♪期待し過ぎたせいで大笑いは出来ませんでしたが王道なアメリカン・コメディとして普通に楽しめました。『アニマルハウス』とか近年の『40歳の童貞男』あたりが好きな人にお薦めかな?

ハウス・オブ・ザ・デッド2
HOUSE OF THE DEAD 2(米2005)
★★★
監督:マイケル・ハースト 出演:エマニュエル・ウォージア、エド・クイン、スティッキー・フィガス、他:1時間36分
.
第一弾を観ている人なら得した気分になれるかも!?

一人の教授による究極のDNA研究の結果、死者はゾンビとなり大学のキャンパスは一夜にして地獄と化した。その事態を知った政府は抗体ワクチンを作り出す第一世代のゾンビの血液を得る為に特殊部隊を率いて大学に向うのだったが、、、

セガの人気シューテング・ゲームを題材にしたゾンビ・アクションの第二弾。前作は知る人ぞ知るウーヴェ・ボル監督が撮りましたがスタッフも話もガラリと変わり意外にもちゃんと[ゾンビ映画]になっています。それが一番の収穫、、、と言いますか、いかに前作が[凄い]映画だったかを思い出させてくれました。閉鎖空間×特殊部隊と言う設定はスケール感こそ無いですが『バイオハザード』タイプです。ゾンビメイクもゴア描写もそれなりに凝ってますしホラー映画お約束の[裸]もちゃんとあります(笑)。ですがこれと言って特長も無く目新しい点はホント無い普通のB級ホラーです。でも何かしら得した気分になれるのですよ。それは恐らく、あのウーヴェ・ボル監督の恐るべき第一弾を観ているからこそなんでしょうね(笑)

トレジャー・ハンターズ 進め!笑撃冒険王
WITHOUT A PADDLE(米2004)
★★★★☆
監督:スティーブン・ブリル 出演:セス・グリーン、マシュー・リラード、ダックス・セパード、他:1時間39分
.
やっぱり親友ってイイものですね

子供の頃から冒険好きで大の仲良しだったビリー、ジェリー、トム、ダンの4人組。時は経ち、それぞれ成長し、それぞれが別の人生を歩んでいたが仲間の一人ビリーが事故で亡くなってしまう。彼の葬式で久々に再会した3人は子供の頃に作ったツリーハウスに登り想い出話にふけていた。そして、そこで子供の頃に夢見ていた[クーパーの財宝]の事を思い出し、ビリーが生前にその宝の在処を突き止めた事を知る。3人はビリーの残してくれた宝の地図を頼りに人生を掛けた冒険に出るのだった。

30過ぎの男3人が行き当たりバッタリの冒険に出かけるアドベンチャー・コメディです。劇場で見逃していたので迷わず借りました。これは非常に面白い映画です。大人になりきれていない大人3人が冒険を通して人生を振り返り仲間の絆を強めていくお話です。大作系冒険映画の様なスケール感はありませんが本作は言わば大人版『グーニーズ』+『スタンド・バイ・ミー』みたいな感じです。一般的には知名度は低いですが私の好きなセス・グリーンとマシュー・リラードが出ているのもポイントが高いです。主人公らが目指す[クーパーの財宝]は実話らしいですね。飛行機をハイジャックして身代金を持ってパラシュートで飛び下りた元軍人、それがクーパーだそうです。事件は迷宮入りですが身代金は民間人に拾われています。そんな事件を基にして個性派俳優の共演で大いに楽しませてくれるコメディ要素満載の冒険物語なんです。主役3人の掛け合いを見ているだけでも楽しくて飽きる事なく最後まで見せてくれました。中でも裸になって寒さを凌ぐシーンは爆笑ものです。舞台は殆ど森の中ですがカヌーで激流に飲み込まれたり、凶暴なクマや麻薬栽培をしている巨漢兄弟に命を狙われたり、自然崇拝の美女に出会ったりと様々な展開が用意されています。それから『マトリックス』『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』『ジュラシック・パークIII』などのヒット映画のパロディ・シーンもありますので映画ファンはニヤリです。本作を観まして「親友ってイイものだなぁ」と改めて実感させられました。主人公らと同じく30代の私にも親友がいます。今でもたまに飲みに行ったりしています。冒険までは行きませんが彼等と旅なんかしてみたいなぁ〜なんて思ったりしました。

トラウマ
TRAUMA(英2004)
★★★
監督:マーク・エヴァンス 出演:コリン・ファース、ミーナ・スヴァーリ、他:1時間33分
.
ありんこは苦手ですか?

自らの交通事故で妻を亡くした男ベン(コリン・ファース)。ベンは一週間の昏睡状態から目覚めると死んだはずの妻や謎の女性の幻覚に悩まされる様になる。そして接近してきた刑事に有名女性歌手殺害の容疑者として疑われ現実と幻覚の境が分からなくなる。

本作は所謂[心理迷宮サスペンス]です。主人公の起した交通事故のフラッシュバックとか、昔、伯母さんからもらった児童書「シャーロットのおくりもの」と同じ名前の女性が接近してきたり、霊能者に「奥さんは生きている」と言われたり、有名女性歌手殺害検証ビデオに自分が映っていたり、その女性歌手の新聞記事をまるでストーカーの様に切り抜きし始めたり、奥底まで踏み込んでくるカウンセラーが出てきたりと意味深なシーンが沢山出てきます。果してベンの妻は本当に死んだのか?シャーロットと言う女性は存在するのか?女性歌手を殺害したのは誰なのか?様々な疑問と謎が前編に渦巻います。解説を見た時にとても面白そうに思えて期待したのですが、それほどでも無かったです。後半になるにつれ興味も薄れてしまって最後に全てが解明した後の衝撃は少なかったですね。面白いテーマなのでもう少し捻りがあったら楽しめたかも知れません。

夕闇にベルが鳴る
WHEN A KILLER CALLS(米2006)
★☆
監督:ピーター・マーヴィスス 出演:レベカ・コーチャン、ロバート・バックリー、他:1時間27分
.
アイデアで勝負してくれない低予算スリラー

山近くの一軒家にベビー・シッターとしてやって来たトリシア(レベカ・コーチャン)は、突然、正体不明の人物から嫌がらせの電話を受けて恐怖の一夜を過ごす事になる。

雰囲気こそありますが、名作サスペンス『夕暮れにベルが鳴る』のリメイクでは無い様です。無名俳優を起用して少し『スクリーム』の冒頭や『ハロウィン』っぽい感じの一軒家を舞台にした低予算スリラーです。謎の男から嫌がらせの電話を受けて最初は彼氏の悪戯かと思っていたら、ヒョイと彼氏も友人を連れてやって来て、挙げ句の果てに全員がターゲットになってしまいます。よくありがちな話です。時折ザザザッと雑音と共に画面がズラす演出も全く無意味でしたし、画面が素人ビデオの様に粗く暗いです。若干のスリリング感は楽しめますが監督の趣味としか思えない悪趣味的なゴア描写(それほどエグくは無いですが)は物語の展開に必要性を感じませんでした。普通、低予算でしたらアイデアで勝負する所ですが本作は何かの真似事にしか思えません。もっと意外性が欲しかったですね。

40歳の童貞男
THE 40 YEAR OLD VIRGIN(米2005)
★★★★
監督:ジャド・アパトー 出演:スティーブ・カレル、セス・ローゲン、他:2時間12分
.
胸毛脱毛シーンは一発勝負のマジ演技です!

家電量販店に勤務する真面目で少しオタクな男、アンディ(スティーブ・カレル)は、同僚達との雑談で40歳でありながらまだ[童貞]だった事がバレてしまう。時同じくしてアンディは勤務先の向いで働くトリシュ(キャサリン・キーナー)に一目惚れ。同僚達は何とかしてアンディの初体験を成功させようと考え[脱童貞作戦]を決行する。

する事、考える事が中学生レベル♪な所が何とも微笑ましいちょっとHでハートフルな大人ラブ・コメディ。低予算ながらアメリカではかなりヒットした映画だそうです。日本では俳優の知名度のせいかストレート・スルー(一部で短期間上映はされてたみたい)だったけど、これ面白いですよ♪性に関して超ド素人な超純粋男の様々な言動が笑いを誘います。同僚達の口からこぼれるエロ・トークや妄想H、性器模型ネタやオッパイぽろりなんかもあって、それなりにHです。でも決して下品な作品では無いのです。『アメリカン・パイ』とか昔懐かしい『毎度お騒がせします』みたいなノリですね。男にしか分からないアノ事、アノ悩みに思わず同感!?いくつになっても仲間って大事だなぁ〜なんて事も考えさせられます。劇中、一番印象的だったのは胸毛脱毛シーンかな?特典映像を観て判明したのですが、アレ、自毛(リアル胸毛)なんですって!すんごい痛そう!でも笑える!映画としては全体的に少々長さを感じますが、この手のジャンルが好きな人なら十分楽しめると思う。でもカップルや家族では観ない方がイイかもですね。所々気まずくなっちゃうかも知れないので。男性諸君は恥ずかしがらずに是非パッケージに手を伸ばして下さい♪

ひとつ前のページへ戻る

トップページへ戻る

書籍 CD DVD など | ライブチャット | 別れさせ屋 | 20個以上のSEOツールが1980円で使い放題
業界NO1のライブチャット | ウェブサービス開発 | 雑誌 Fujisan.co.jp | ライブチャットならゴーゴー!
ライブチャット「BBchatTV」 | 変わった商品が多いよ! | 最新ニュースヘッドライン | 無料ホームページ