| MOVIE REVIEW 2006 VOL.4 ■ |
| レビューの評価ポイントは ★(BAD)
〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です ★・・・1点 ☆・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作 |
| インプリント〜ぼっけぇ、きょうてえ〜 ★★★ IMPRINT 監督:三池崇史 出演:工藤夕貴、ビリー・ドラゴ、他 /2006年度:アメリカ作品/1時間03分 |
| アメリカのテレビ局がホラー界の巨匠監督(ジョン・カーペンター、トビー・フーパー、ダリオ・アルジェント、ジョー・ダンテ、他)を集めて競作したホラー・プロジェクト[マスター・オブ・ホラー]。この『インプリント〜ぼっけぇ、きょうてえ』は唯一、日本からの参加となった三池監督による超おぞましいエピソードです。原作は岩井志麻子。日本のとある遊郭で醜い容姿の女郎とアメリカ人記者が一人の女性[小桃]をめぐって展開される残酷絵巻。ちなみに本作は三池監督ならではの過激描写とタブー題材のオンパレードによってアメリカでは放送禁止。まさに地獄絵図そのものです。「怖い」と言うか「痛い」です!『バスケットケース』もビックリな展開と後味の悪さはピカイチ。悪夢度120% |
| 南極物語 ★★★★ EIGHT BELOW 監督:フランク・マーシャル 出演:ポール・ウォーカー、他 /2006年度:アメリカ作品/2時間00分 |
| はるばる遠くから南極大陸に隕石発見の為にやって来た博士をガイドする為に8頭で成る犬ぞりで調査地域に向ったジェリー。目的の隕石を発見するものの現場は悪天候に見舞われ不注意で博士が大怪我を負ってしまう。犬達のおかげで2人は何とか基地には戻れたが全スタッフは基地からの強制退去を命じられる。直ぐに迎えに行くと説得され犬達を仕方なく置いて去ったのだが、、、高倉健主演の感動作『南極物語』をディズニーがリメイク。結構イイですね。素直に感動出来ました。ポール・ウォーカーも嫌味が無いしビジュアルも綺麗です。何よりも犬達がけなげでカワイイです!犬達だけパートになると若干トレーナー演出が目につきますが、そこはファミリー映画と言う事で(^_^)/〜犬好きの人なら[萌える]こと間違いなし!? |
| ロンゲスト・ヤード ★★★★ THE LONGEST YARD 監督:ピーター・シーガル 出演:アダム・サンドラー、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間54分 |
| 八百長疑惑でNFLを追われてしまった元スーパー・プレイヤーの男が飲酒運転及び警官との市街カーチェイスの末、懲役3年を喰らう事に。送られた刑務所ではマメフト好きの所長がお出迎え。彼は所長の強要でダメダメ囚人チームを無理矢理結成。さらに看守達で結成されたチームと対決をさせられるハメになる。本作にも出演しているバート・レイノルズ主演の同名スポコン映画を人気コメディ俳優アダム・サンドラーを主役に迎えてリメイクされました。オリジナルは未見な上、アメフトもろくに観ない私だですが、かなり楽しめました。笑えて、燃えて、最後は気分爽快になれる超男臭いコメディの傑作です。個性的な囚人メンバーを見ているだけでも楽しいですよ。アダム・サンドラー・ファンなら是非ぜひ観て欲しい一本です! |
| ミュンヘン ★★★★ MUNICH 監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:エリック・バナ、他 /2005年度:アメリカ作品/2時間44分 |
| 1972年のミュンヘン・オリンピックで起きたパレスチナ・ゲリラ[黒い9月]によるイスラエル選手団襲撃事件を描いたスピルバーグ監督の衝撃作。最終的に人質の選手11人全員が犠牲となりイスラエル政府は報復としてパレスチナ人11人の暗殺計画を決行する。その様子をエリック・バナ演じる主人公を通し、回想シーンを交えながら淡々とリアルな描写で見せていきます。丹念に描かれる人間ドラマ、人を殺すという恐怖と罪の意識、[正義]とは一体何か?そんな打ち秘めた問題を問いかける内容です。テーマは決して明るくないですが映画ならではのスリリングな演出も味わえます。今なお続くイスラエルとパレスチナの対立。「報復からは報復しか生まれない」と言うセリフが背後に映るワールド・トレード・センター(貿易センタービル)を震わせていました。 |
| レジェンド・オブ・タイタンズ ★★ THE FALLEN ONES 監督:ケヴィン・ヴァンフック 出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間30分 |
| 太古の昔に[ネフィリム]と呼ばれる巨人族が存在した(らしいです)。その最後の生き残りだった巨人のミイラが現代に甦り人類滅亡を企てる。そんな内容だったハズです。所謂[ジャケット借り]な一本です。だって『ハムナプトラ』みたいだったから、、、キャスパー・ヴァン・ディーンって久々だったから、、、巨大ミイラが暴れる映画って言ったら観たくなりますよね!?だから観ました。チョーつまらなかったです!ジャンル的には好きですがテンポも演出も悪いです。B級映画にはB級映画なりの楽しみ方ってのがありますが、これには無かったです。CG丸見えだけどクライマックスにやっとこ巨大ミイラ出てきてジープと投石チェイスしたりします。一瞬、怪獣映画っぽいビューがあったのは良かったですケドお薦めは出来ません。 |
| 怪談 新耳袋 最終夜1.2 ★★★☆ 監督:吉田秋生、他 出演:星野真里、嶋田久作、他 /2006年度:日本作品/各巻、約50分 |
| BS-iにて放送されて「怖い」と話題になったショートフィルム形式ホラー。とありますが家族が「新耳袋」と言う怪談本を手にした事から様々な恐怖体験をする話。シリーズを観ていないのでよく分からないのですが収録されている話の順序がバラバラです。『呪怨』みたく後々分かってくる流れ(だと思います)。1話5分と短くてかなり見やすいです。エピソードによっては強烈に怖いものもありますし、切ないもの、意味不明なもの、ふざけているとしか思えないホラーコメディもあります。写真をめくっていく話や「臭い」「社長室」「絆創膏」等は本当に怖かったです。と言うより驚かされたって感じでしたけど(笑)。これが全話怖かったら名作になったかもです。でも今思い返せば、怖くて不思議な一家の物語として楽しめたので、これはこれでアリかなって思いました。思わず前シリーズを観たくなったのも確かだ。撮影場所が『呪怨』と同じモデルハウスだったからあのシトと[共演]か!?と期待したケド、、、 |
| 2001人の狂宴 ★☆ 2001 MANIACS 監督:ティム・サリヴァン 出演:ロバート・イングランド、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間28分 |
| 1964年に製作されたカルト・ホラー『2000人の狂人』を『キャビン・フィーバー』のイーライ・ロスがプロデュースし現代風リメイク。南北戦争で惨殺された南部の町民亡霊が町に近付てくる若者達を呼び寄せて恐ろしい事をしてしまう過激ホラー。ブームもあったと言う事で正直80年代はこの手のホラーは好きでよく友達と一緒にワイワイ観ていました。その感覚が無くなったのか(無くなって良かったと思うのですが)今、このノリを見ると「オエ〜!」でした。あの頃の懐かしいレトロ・スプラッシュな雰囲気は堪能出来るんですが、やっぱり耐えれませんでした。恐ろしく不条理で破壊的で後味が悪過ぎます。好きな人にはタマラナイんでしょうね。ロバート・イングランドもこんな役ばっかで少し可哀想です。 |
| 美しき野獣 ★★★★ RUNNING WILD 監督:キム・ソンス 出演:クォン・サンウ、ユ・ジテ、他 /2005年度:韓国作品/2時間05分 |
| 冷静なエリート検事ジヌと義弟をヤクザに殺され単身で組織に乗り込んで行く無鉄砲な刑事ドヨン。この全く違うタイプの男が手を組み韓国の裏社会にはびこる[悪]に立ち向かう。韓国の実力派人気俳優、クォン・サンウとユ・ジテの共演で描くバイオレンス・アクション。熱いです!久しぶりに[男臭い]映画を堪能しました。冒頭のカーアクションから血生臭い格闘シーン、おびただしい程に浴びせられる銃弾。怒り、泣き、走りと言うノースタントかつ悲痛的ハイテンション演技を見せるクォン・サンウ、、、男が見ても惚れ惚れしちゃます。デ・パルマの様な画面分割や川井憲次の熱い音楽も意味無くカッコイイです。「本当の正義とは何か?」そんな疑問を投げかけてくる作品です。ラストは反則ギリギリの様な!? |
| シムソンズ ★★★★★ 監督:佐藤祐市 出演:加藤ローサ、藤井美菜、高橋真唯、星井七瀬、大泉洋、他 /2006年度:日本作品/1時間53分 |
| トリノ冬期オリンピックでお茶の間に静かなブームを起した[カーリング]をテーマにした青春コメディ。北海道の小さな町、常呂町で平凡な毎日を暮していた女子高生らが、ふとした事からカーリング・チームを組む事になるのだが、、、本作で登場するチーム[シムソンズ(ネーミングの由来が笑える)]は02年のソルトレイク冬期オリンピックで実際に出場した女子チームがモデル。ズバリっ!管理人推薦!笑えて泣ける青春キラキラ度120%のガールズ・ムービーの傑作です!「満点で無くてもイイ、輝ける一瞬があればそれでイイ!」そんな生き生きとした4人の想い、そして友情が熱く伝わってきます。そんな彼女らの青春の1ページを彩る北海道の美しく長閑な風景と暖かい町の人々、音楽、実に良い♪加藤ローサを始めとするチームの4人の掛け合いも楽しくて、それぞれ個性的で可愛いです。訳ありコーチを演じる大泉洋も笑わせ泣かせます。いや本当にホント最高です♪ |
| アサルト13 要塞警察 ★★★☆ ASSAULT ON PRECINCT 13 監督:ジャン=フランソワ・リシェ 出演:イーサン・ホーク、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間50分 |
| 年内で閉鎖される閑散としたデトロイト警察13分署に吹雪の為、刑務所に向かえない護送車がやってくる。その中には凶悪犯ビショップの姿があった。その直後、13分署は謎の武装集団によって包囲される、、、鬼才ジョン・カーペンター監督が76年に製作した『要塞警察』を『スズメバチ』のフランソワ・リシェ監督がアクション度UPでリメイク。生き残る為に囚人と協力し謎の集団と戦う怒濤のサバイバル劇が楽しめます。CGの少ない今時珍しいリアル・アクション映画です。イーサン・ホーク演じるトラウマ持ちの主人公とローレンス・フィッシュバーン演じる凶悪犯ビショップとの奇妙な友情描写も面白い。斬新さは無いけどスカっと出来ます。脇役陣も魅力的です。フィッシュバーンのアウトローぶりに惚れました♪ |
| パパラッチ ★★★☆ PAPARAZZI 監督:ポール・アバスカル 出演:コール・ハウザー、他 /2004年度:アメリカ作品/1時間24分 |
| 『アドレナリン・フォース』と言うアクション映画で一躍有名になった若手俳優のボーはレックス率いる悪名高きパパラッチ集団に執拗な追跡に遭い、交通事故を起し家族を危機的状況に追い込まれる。幸せだった家族3人の暮しを取り戻す為にボーは彼等パパラッチに復讐を決意する。製作を務めたメル・ギブソンの実体験を基に皮肉たっぷりに描いたサスペンス・アクションです。セレブ版『パニッシャー』とも言える本作はパパラッチらを完全な[悪人]として描き、勧善懲悪なストーリーで楽しませてくれます。あの手この手で罠に掛ける復讐劇も痛快で気がつけば主人公を必至に応援していました。地味俳優コール・ハウザーの主演起用はある意味正解かも知れません。有名スターも(ひとり除いて)本人役でカメオ出演していますよ。 |