| DVD REVIEW 2006 VOL.2 ■ |
| レビューの評価ポイントは ★(BAD)
〜 ★★★★★(GOOD) の10段階評価です ★・・・1点 ☆・・・0.5点 ★★★★★・・・特星/個人的最高傑作 |
| ミリオンズ ★★★★ MILLIONS 監督:ダニ・ボイル 出演:アレックス・エテル、他 /2005年度:イギリス・アメリカ作品/1時間38分 |
| 母親を亡くし父と共に郊外の街に越して来た2人の兄弟。ある日、秘密基地で遊んでいたところに大金の入ったバッグが飛んで来る。イギリスではポンドからユーロに切り替わる寸前で、その大金の価値はたったの12日間。現実主義の兄は大金を大人に内緒で使い切る事を提案しますが信仰深い弟ダミアンは貧しい人々の為に使おうと考えます。『トレインスポッティング』『28日後・・・』のダニー・ボイル監督の優しさたっぷりのファンタジードラマです。作品全体がポップで可愛らしくユーモア満載。スタイリッシュな映像と爽やかな人間ドラマで観る者を飽きさせません。弟君と[聖人達]のファンタジックな交流シーンが何とも微笑ましい。ラストのちょっとした奇跡は[お金]より大切なものを教えてくれます。 |
| ファイナル・カット ★★★ THE FINAL CUT 監督:オマー・ナイーム 出演:ロビン・ウィリアムズ、他 /2004年度:カナダ・ドイツ作品/1時間34分 |
| 近未来。脳に[ゾーイ]と呼ばれるマイクロチップを移植されたその人の人生は全て記録される。死後、編集者によってその記憶は編集され[追悼上映会]で遺族に[美しい人生]として披露される。新作『RV』では久々にコメディ復帰したロビン・ウィリアムズ。本作では『インソムニア』『ストーカー』に匹敵するローテンション演技を披露します。人の記憶を編集すると言う設定や編集時のビジュアルは面白いですがシナリオがイマイチです。ロビン演じる主人公の少年時代のトラウマと企業の陰謀みたいなものが絡めば、もう少し盛り上がったでしょうね。結局は[個人情報]の保護問題と人の[記憶]の曖昧さを言いたかったのでしょうか?悪くは無いですが正直肩透かしを食らった気分です。[夢]を記録する機械なら欲しいですね? |
| フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い ★★★★ FOUR BROTHERS 監督:ジョン・シングルトン 出演:マーク・ウォールバーグ、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間48分 |
| 幼い頃に養子として育てられた肌の色の違う4人兄弟が、義母殺しの犯人を探し、その事件の裏に潜む真相を暴く為に立ち上がるサスペンス・アクション。オリジナルは西部劇『エルダー兄弟』。本作は復讐云々と言うより、個性的な4人兄弟の絆と家族愛を描く熱い人間ドラマです。短気だが頼りになるタフガイな兄貴を演じたマーク・ウォールバーグが好印象でした。映像や演出、音楽のセンスも良いです。シリアスな物語ですが程よいユーモアもあったりして最後まで飽きさせません。傑作と認めたい所だですが4人兄弟の復讐を誓うまでの時間の掛かり具合と街にはびこるギャングと警察との位置関係やボスの凄さが伝わらないのがマイナスです。だけど本作は面白いです! |
| 12人のパパ2 ★★★★ CHEAPER BY THE DOZEN 2 監督:アダム・シャンクマン 出演:スティーブ・マーチン、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間38分 |
| 残念ながら日本ではシリーズ共にビデオスルーされたスティーブ・マーチン主演のハートフルなファミリー・コメディ『12人のパパ』の続編。今回はより家族の絆を深める為、湖にある想い出の別荘地に繰り出す。しかし、そこには嫌味な父親が率いる宿命のライバル家族が待ち受けていた!監督は前作から『キャプテン・ウルフ』のアダム・シャンクマンに交代。どの子役もめちゃ可愛いし演技も上手いです。ライバル家族に対抗しながら必至で家族団欒計画に励むマーチンの奮闘パパ演技も微笑ましく楽しい。笑いばかりでは終らず成長していく子供達の姿や心情、それを複雑な気持ちで見守る親達の想いを感動的に伝えてくれます。これだからアメリカのファミリー映画は止められません!また続編作って欲しいです♪ |
| 悪魔の棲む家 ★★★ THE AMITYVILLE HORROR 監督:アンドリュー・ダグラス 出演:ライアン・レイノルズ、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間29分 |
| 実話を基に製作された79年のヒット・オカルト映画『悪魔の棲む家』を『アルマゲドン』等で知られるヒットメーカー、マイケル・ベイがプロデュースしたリメイク版。ニューヨーク州アミティヴィルで[家の声]に命令された長男が家惨を皆殺しにする事件が起る。一年後、その家に越して来た家族は想像を絶する恐怖を体験する事になる。人面の様な家の外観、神父を襲うハエ、日々人格が変わる(内縁の)父親、などオリジナルにほぼ忠実なのは嬉しいです。時代背景も70年代と言うのもマルです。ただオリジナル版を知る者から観るとインパクト度数は低いですね。オカルト作品と言うよりビックリ演出で脅かすだけの今風のハリウッド・ホラーです。あえて見せない恐怖演出が欲しかったですね。悪魔云々よりも人格変貌描写が一番恐いのかも知れません。 |
| 迷宮の女 ★★★☆ DEDALES 監督:ルネ・マンゾール 出演:シルヴィー・テステュー、他 /2003年度:フランス作品/1時間39分 |
| 無差別連続殺人事件の容疑者として逮捕された多重人格の女にまつわるサイコ・ミステリー。彼女の複雑な心を分析する心理カウンセラーの男の視点と、逮捕6日前からプロファイリングで女を追い詰めた捜査官の視点を同時進行で見せる手法。ギリシャ神話をモチーフにした謎解きやミステリー作品にはモッテコイの[多重人格]という題材で観る者の思考を[迷宮]に迷い込ませます。殺人を犯したのは[彼女]の中の[誰]なのか?ラストで謎は全て明らかになります。うん「なるほどっ」と言った感じでした。アプローチは若干異なりますが先にあの[傑作]ミステリーを観ているので衝撃は受けなかったです。それらを全く知らない人なら楽しめると思いますよ/ギリギリ反則のオチでしたけど。 |
| Jの悲劇 ★★★☆ ENDURING LOVE 監督:ロジャー・ミッシェル 出演:ダニエル・クレイヴ、他 /2004年度:イギリス作品/1時間41分 |
| イアン・マキューアンのベストセラー『愛の続き』を6第目ジェームズ・ボンドに選ばれたダニエル・クレイヴを主演に映画化。大学教授である主人公は恋人とピクニックに訪れた草原で気球の事故現場に遭遇。近くに居合わせた4人で救出に向うも1人が落下死してしまう。その日以来、主人公は現場を共にしたジェッドと言う男に付きまとわれると言う内容のサスペンスドラマです。鮮やかな青と緑の中で起きる冒頭の事故シーンは、静かながらも強烈。執拗につきまとう男の目的とは?謎解き的な展開を期待しましたが、そのマンマでした。それがある意味恐かったりします。ハリウッド映画とは一味違うタッチで何かしら印象には残る作品ですね。ダニエル・クレイヴはどう見てもジェームズ・ボンド向きでは無い様な!? |
| スカイ・ハイ ★★★★★ SKY HIGH 監督:マイク・ミッチェル 出演:カート・ラッセル、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間39分 |
| 舞台は天空にあるスーパーヒーロー養成高校[スカイ・ハイ]。スーパーヒーローを両親に持つウィルは念願の[スカイ・ハイ]に入学。しかしウィルは未だパワーを発揮していない為、ヒーローをサポートする[サイドキック組]に入れられてしまう。そんな内容の日本劇場未公開ディズニー製作SFファミリー映画。ダイナミックな両親の活躍場面、空飛ぶスクールバス、そして様々な特殊能力を持つ個性的な生徒達。カラフルでコテコテなビジュアルに王道なストーリー展開はいかにもディズニーですが[学園青春ドラマ]として成立しています。主人公とクラスメイトとの友情や恋愛模様は勿論、悪に立ち向い成長していく姿も描かれています。父親役のカート・ラッセルがかなりイイ味出してます。 |
| デュークス・オブ・ハザード ★★★ THE DUKES OF HAZZARD 監督:ジェイ・チャンドラカセール 出演:ジョニー・ノックスヴィル、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間47分 |
| アメリカで1979年より放送されて人気を博したテレビドラマ『爆発!デューク』のリメイク映画版。誰もが家族の様に付合いをする長閑なハザード郡。一帯を牛耳るボス・ホッグから農場を守る為に悪戦苦闘するアクション・コメディです。日本では劇場未公開。セクシーボディ炸裂のジェシカ・トンプソンやバート・レイノルズも出ていますが主演の二人はほぼ無名。カー・アクションは存分に堪能できてギャグもノリも全てがアメリカです。主役の一人を演じたショーン・ウィリアムス・スコットは個人的に好きなので楽しめましたが一般受けはしなそうです。あまり期待し過ぎると肩透かしを喰らうかも知れませんがアメ車と綺麗なお姉さんが好きな人なら[普通]に楽しめます!? |
| チアガールVSテキサスコップ ★★★☆ MAN OF THE HOUSE 監督:スティーヴン・ヘレク 出演:トミー・リー・ジョーンズ、他 /2005年度:アメリカ作品/1時間40分 |
| 日本では劇場未公開になりビデオ・ストレートスルーされたトミー・リー・ジョーンズ主演のアクション・コメディ。堅物なテキサス刑事が殺人事件を目撃したチアガールの5人を守る為に共同生活を強いれられると言うお話。軸となる[殺人事件]パートは冒頭と終盤が殆どで8割がジョーンズと今どきチアガールとの絡みです。ジェネレーションギャップで笑わせるなど全体的にコミカルでハートフル。最終的に[LOVE]で締める所が好印象です。内容からして邦題も悪くは無いですね。チアガール達の健康的セクシーショットは多々ありますが御得意の[チア技]を有効活用されていないのが残念でした。チョットだけ銃撃戦とカーアクションとお茶目なトミー・リー・ジョーンズが楽しめます。 |